【高架化駅前再開発で新しい街へと生まれ変わりつつある】
近鉄奈良線若江岩田駅は大阪府東大阪市にある。高架化により駅周辺は再開発されて、下町のイメージか変わりつつあるが、南側には商店街もあり、昔ながらの風情も残っている。普通のみが停車する駅で、データイムは普通が毎時6本運転されている。平日朝ラッシュ時上りは7時台、8時台ともにデータイムと同じ6本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には普通が6本運転されている。
若江岩田駅は1914年4月30日に大阪電気軌道の若江駅として開業した。1925年に若江岩田駅に改称された。1941年3月15日参宮急行電鉄との合併により関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。2007年4月1日からPITAPAなどのICカードの利用が可能になった。2010年5月30日に下り線が高架化された。2014年9月21日に上り線が高架化された。2017年2月15日に高架化が完成した。
駅構内は高架ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。普通のみが停車するため6両編成までの停車に対応している。
ホームから改札がある地上へはエレベータ、エスカレータが設置されている。
改札は有人で、ICcard対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
有人改札だが、特急券定期券の販売窓口はない。
駅高架下にはファミリーマートがある。
出口は2ヶ所で南北に出られる。
駅前にはロータリーがあるが、バス路線の乗り入れはなく、自家用車とタクシーの乗り入れとなる。
北側には若江岩田駅前市街地再開発ビル希来里があり、行政機関や商業施設などが入っている。
南側には地上線時代の仮線跡が遊歩道として整備されている。
南側には商店街があり、地上駅時代の風情を感じることができる。
若江岩田 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 7,424 | 4,013 | 3,411 | 54.1% |
2007年度 | 8,095 | 4,834 | 3,261 | 59.7% |
対07年度比 | 91.7% | 83.0% | 104.6% |
若江岩田駅の2017年度1日あたりの乗車人員は7,424人で、うち定期利用者は4,013人となっている。定期比率は54.1%で、定期利用者が半分強を占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で8.3%減、定期利用者は17.0%減、定期外利用者は4.6%増となっており、定期利用者の減少が大きい。