【駅舎の前に立つ大きな樹木が駅の目印】
あすなろう鉄道内部線赤堀駅は三重県四日市市にある。あすなろう四日市から1駅目の駅で、かつては当駅とあすなろう四日市間に浜田信号所があったが、1986年に廃止された。電車はデータイムに毎時4本の運転で、内部線電車と八王子線電車が毎時2本ずつ運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台には5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台にはデータイムと同様に内部行き2本、西日野行き2本が運転されている。赤堀駅は1912年10月6日に三重軌道日永~南はまだ間開通とともに開業した。1916年7月19日に三重鉄道に移管された。1944年2月11日に会社合併により三重交通の駅となった。同年11月には四日市方に100mほど移設された。1956年9月23日に近鉄四日市開設により赤堀~諏訪間の経路が変更され、諏訪駅は近鉄四日市駅に改称された。1964年2月1日に三重交通の鉄道事業分離により三重電気鉄道の駅となった。1965年4月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1998年4月1日に無人化された。2015年4月1日に近畿日本鉄道からの移管により四日市あすなろう鉄道の駅となった。
駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は3両分ある。
改札は1ヵ所で車内精算を行うため、自動改札機の設置はない。自動券売機が設置されている。
駅舎付近にはシンボルとなる大きな樹木が立っている。
出口は1ヵ所で駅東側に出られる。駅周辺は住宅地になっている。
赤堀 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 266 | 157 | 108 | 59.3% |
2008年度 | 318 | 221 | 96 | 69.7% |
対08年度比 | 83.6% | 71.1% | 112.4% |
赤堀駅の2018年度1日あたりの乗車人員は266人で、うち定期利用者は157人となっている。定期比率は59.3%で、定期利用者が6割近くを占めている。10年前の2008年度と比較すると全体で16.4%減、定期利用者は28.9%減、定期外利用者は12.4%増となっている。定期利用者は減少しているが、定期外利用者が増加している。全体では減少傾向となっている。