【関西各駅探訪第1348回】JR大阪環状線桜ノ宮駅

桜ノ宮

桜ノ宮

【大川沿い春にはさくらが満開になる】

JR大阪環状線桜ノ宮駅は大阪市都島区にある。天神祭の船渡御などが行われる大川が流れており、桜の通り抜けで有名な大阪造幣局にも近いため、見物客で賑わう。普段は静かな住宅街になっており、朝夕を中心とした利用になっている。電車はデータイムに関空紀州路快速4本、大和路快速4本、環状線普通が4本運転されている。平日朝ラッシュ時内回り7時台には関空紀州路快速が2本、区間快速が2本、環状線普通が12本運転されている。同時間帯の外回りは直通快速4本、環状線普通10本が運転されている。平日夕方ラッシュ時内回り18時台には関空紀州路快速4本、区間快速4本、環状線普通4本、桜島線直通普通4本が運転されている。同時間帯の外回りも同様に関空紀州路快速4本、区間快速4本、環状線普通4本、桜島線直通普通4本が運転されている。
桜ノ宮駅は1898年4月27日に大阪鉄道京橋~天満間に新設開業した。1900年6月6日に大阪鉄道の路線を関西鉄道が継承して、同社の駅となった。1901年12月21日に関西鉄道網島~当駅間が開業し、連絡駅となった。1907年10月1日に関西鉄道が国有化された。1909年10月12日路線名称制定により旧大阪鉄道区間は城東線、四条畷方面は桜ノ宮線の駅となった。1913年11月15日に桜ノ宮線桜ノ宮~放出間が廃止された。1961年4月25日に城東線が大阪環状線に編入されて同線の駅となった。2003年11月1日にICOCAなどICカードの利用が可能になった。2008年3月15日ダイヤ改正で関空紀州路快速が全列車停車となった。2016年5月31日にみどりの窓口の営業が終了し、翌6月1日からみどりの券売機プラスが稼働を開始した。

桜ノ宮

桜ノ宮

駅構内は高架ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両8両分ある。

桜ノ宮

桜ノ宮

ホームの大阪方は大川を渡る鉄橋に差し掛かっており、鉄橋を渡る外回り電車を撮影できる。

桜ノ宮

桜ノ宮

改札は東西2ヶ所にある。西口がメインで有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

桜ノ宮

桜ノ宮

みどりの窓口は閉鎖され、みどりの券売機プラスが設置されている。

桜ノ宮

桜ノ宮

東口にはエレベータが設置されている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

桜ノ宮

桜ノ宮

西口は駅南側にのみ出られる。駅前には駐輪場が整備されている。

桜ノ宮~天満

桜ノ宮~天満

西側を大川が流れており、桜の時期には河川敷に桜が咲き、夏には天神祭りで船渡御が行われ、花火が打ち上げられ、多くの見物客で賑わう。

桜ノ宮

桜ノ宮

東改札は北側にのみ出られる。駅周辺の道路は狭く、バス路線の乗り入れはない。

桜ノ宮 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 17,501 11,236 6,265 64.2%
2008年度 17,185 10,925 6,260 63.6%
対08年度比 101.8% 102.8% 100.1%  

桜ノ宮駅の2018年度1日あたりの乗車人員は17,501人で、うち定期利用者は11,236人となっている。定期比率は64.2%で、定期利用者は6割強となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で1.8%増、定期利用者は2.8%増、定期外利用者は0.1%増となっている。大阪環状線では今宮、芦原橋、野田、大阪城公園、玉造、寺田町に次いで少ない。大阪環状線は大阪市のやや外延部を走るため、連絡する路線がない駅の利用者はあまり多くない。

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ  にほんブログ村 鉄道ブログ JRへ  にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました