【かつての武庫川線の終点】
阪神武庫川線洲先駅は兵庫県西宮市にある。武庫川線当初の終点で、武庫川団地までの延伸により中間駅となった。電車はデータイム毎時3本の運転で、平日朝ラッシュ時上り7時台は5本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には6本が運転されている。
洲先駅は1943年11月21日に武庫川線開通とともに開業した。前述した通り当初は武庫川線の終点だった。1946年1月5日に旅客営業休止。1948年10月10日に旅客営業を再開した。1984年4月3日に当駅から武庫川団地前までが延伸開業し、中間駅になった。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災により営業を休止した。同月26日に営業を再開した。
駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は18m級車両2両分となっている。
改札は無人で、自動券売機の設置はなく、ICカードリーダーが設置されているだけである。
出口は1ヵ所で、駅南側に出られる。駅周辺の道路は狭く、東側は武庫川の土手となっているため、バスなどの乗り入れはない。
洲先 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 940 | 567 | 373 | 60.3% |
2008年度 | 866 | 497 | 369 | 57.4% |
対08年度比 | 108.5% | 114.0% | 101.0% |
洲先駅の2018年度1日あたりの乗車人員は940人で、うち定期利用者は567人となっている。定期比率は60.3%で、定期利用者が6割強を占めている。10年前の2008年度と比較すると全体で8.5%増、定期利用者は14.0%増、定期外利用者は1.0%増となっている。武庫川線では一番利用者が少なく、1日あたりの乗車人員は阪神電車で一番少ない。