【地上に上がればキタ屈指の飲み屋街】
JR東西線北新地駅は大阪市北区にある。大阪駅の南側の地下にあり、地上には国道2号線が走り、南側には北新地の飲み屋街が広がっている。大阪駅とは改札も別で、別の駅の扱いになっているが、乗車券によっては大阪駅と同一扱いとなっているものがある。大阪駅からの定期券、回数券では北新地駅での乗り降りも可能になっている。電車はデータイムに毎時8本が運転され、うち4本は学研都市線内区間快速になる。普通は尼崎から先はJR神戸線に直通する。平日朝ラッシュ時7時台上下とも13本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には下り尼崎方面行きが8本、上り京橋方面行きが10本運転されている。北新地駅は1997年3月8日のJR東西線開通とともに開業した。開業当初から自動改札機が設置されていたが、2003年11月1日からICOCAなどICカードの利用が可能になった。2011年3月27日からはホームドアが稼働を開始している。
駅構内は地下ホーム1面2線で、ホーム有効長は20m級車両8両分あるが、ホームドアが設置されて7両編成のみの運転となったため、7両分以上は柵で仕切られ立ち入り禁止になっている。
ホームドアが設置されており、東西線内は4ドア車両のみに運用が限定されている。
東西線各駅に付けられている駅のシンボルは稲穂になっている。これは江戸時代米市場が置かれていた堂島に近いことに由来している。
ホームは地下3階部にあり、JR西日本で一番低いところにある駅となっている。
ホームから改札がある地下1階コンコースへはエレベーター、エスカレーターが設置されている。
改札は2ヶ所あり、西改札と東改札がある。有人改札でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
西改札側にはみどりの窓口も設置されている。
西改札付近にあるキタノザウルスの銅像もマスクを着用してウィルス対策していた。
改札は梅田の地下街に繋がっており、西改札から延びるディアモール大阪を抜けると大阪駅に出られる。
西改札の西側にはドウチカがあり、北へ行くと地下鉄四つ橋線西梅田駅、阪神大阪梅田駅の西口などがある。南下すると堂島の街が広がっており、堂島川を渡ると中之島線に入り、京阪中之島線渡辺橋駅がある。
東改札は大阪駅前第2ビルなどと繋がっている。東改札からは谷町線東梅田への乗り換えは便利だが、その他の路線とは少し離れている。
北新地駅東改札付近の駅入り口付近。ディアモール大阪の東側と大阪駅前第2ビルなどに近い。
北新地駅南側にある11-21出口。南側には一大歓楽街である北新地の飲み屋街が広がっている。
大阪駅前第2ビルの1階部にあるJR北新地駅への出入り口。
大阪駅前第1ビルの前にあり、桜橋交差点に面している東西線北新地駅出入口。
地下鉄西梅田駅の出口と共用されている北新地駅出口。
北新地 | 乗車 | |||
---|---|---|---|---|
年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 51,122 | 35,341 | 15,781 | 69.1% |
2008年度 | 50,482 | 34,255 | 16,227 | 67.9% |
対08年度比 | 101.3% | 103.2% | 97.3% |
北新地駅の2018年度1日あたりの乗車人員は51,122人で、うち定期利用者は35,341人となっている。定期比率は69.1%で、定期利用者が7割近くを占めている。10年前の2008年度と比較すると全体で1.3%増、定期利用者は3.2%増、定期外利用者は2.7%減となっており、定期利用者は微増しているが、定期外利用者は微減している。