【関西各駅探訪第1260回】京阪石山坂本線大津京駅

京阪大津京

【ライバルか相互連絡か！JR湖西線との連絡駅】

京阪石山坂本線大津京駅は滋賀県大津市にある。JR湖西線大津京駅と連絡しているが、少し歩かなければならない。駅周辺は大津市の市街地になっており、浜大津駅、JR大津駅などと並んで大津市中心部の主要駅の一つとなっている。電車はデータイムに毎時6本10分毎の運転で、平日朝ラッシュ時7時台に9本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には8本が運転されている。京阪大津京駅は1946年3月1日に京阪神急行電鉄皇子山駅として開業した。1949年12月1日に会社分離により京阪石山坂本線の駅となった。2006年3月18日には駅が北側JR湖西線高架下付近に移転した。2018年3月17日に駅名が皇子山から大津京に改称された。

京阪大津京

駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は16m級車両2両分ある。

京阪大津京

上下ホーム間には構内踏切があり、改札は個別に設置されている。

京阪大津京

改札は有人で、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。有人改札のため、京阪大津線系統の企画乗車券なども購入できる。

京阪大津京

出口は2ヶ所で、それぞれの改札から出ることができる。びわ湖浜大津方面行きホーム側からはJR湖西線大津京駅へのアクセスが良い。坂本比叡山口方面行きホーム側からは踏切を渡ってのアクセスとなる。

京阪大津京

駅周辺の道路は狭く、駅前にバス路線の乗り入れはない。バス路線はJR大津京駅にロータリーがあり、そこから発着している。JR大津京駅へは徒歩3分ほどの距離がある。

京阪大津京駅の2017年度1日あたりの乗車人員は3,340人で、うち定期利用者は2,047人となっている。定期比率は61.3%で、定期利用者が6割強となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で21.2%増、定期利用者は30.2%増、定期外利用者は9.2%増となっており、定期利用者の増加が目立つ。