【日本三大古橋の瀬田の唐橋】
京阪石山坂本線唐橋前駅は滋賀県大津市にある。石山寺駅の1駅手前にあり、日本三大橋の一つに数えられる瀬田の唐橋に近い。電車はデータイムに毎時6本10分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時7時台には9本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には8本が運転されている。唐橋前駅は1914年1月17日に大津電車軌道石山駅前(現在の京阪石山)から当駅までの開通とともに開業した。同年2月15日には当駅から螢谷(後に石山寺駅に統合)までが開通した。1927年1月21日に会社合併により琵琶湖鉄道汽船の駅となった。1929年4月11日に会社合併により京阪電気鉄道石山坂本線の駅となった。1943年10月1日に会社合併により京阪神急行電鉄の駅となった。1949年12月1日に会社分離により京阪電気鉄道の駅となった。
駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は2両分ある。
当駅から石山寺までの間で東海道新幹線と交差しており、新幹線が疾走する姿も見ることができる。
上下ホーム間に構内踏切があり、改札は坂本比叡山口方面行きホーム側にある。
改札は1ヶ所で、有人改札になっている。自動改札機の設置はなく、ICカードリーダーが設置されている。自動券売機も設置されている。
出口も1ヵ所で、駅北側に出られる。北側には県道104号線東海道が走っており、東側に瀬田の唐橋がある。
駅から東側を望むと瀬田の唐橋が見える。
駅近くに路線バスが走っており、京阪バス、近江鉄道バス、帝産湖南交通などの路線バスが運行されている。
駅の西側には駐輪場も整備されている。
唐橋前 | 乗車 | |||
---|---|---|---|---|
年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 1,290 | 838 | 452 | 65.0% |
2007年度 | 1,192 | 713 | 479 | 59.8% |
対07年度比 | 108.2% | 117.6% | 94.3% |
唐橋前駅の2017年度1日あたりの乗車人員は1,290人で、うち定期利用者は838人となっている。定期比率は65.0%で、定期利用者が6割強を占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で8.2%増、定期利用者は17.6%増、定期外利用者は5.7%減となっており、定期利用者は増えているが、定期外利用者が減少している。