【津市のサブメイン駅は普通の終着駅でもある】
近鉄名古屋線津新町駅は三重県津市にある。県庁所在地駅で特急も停車する津の1駅隣にある。急行停車駅で、折り返し設備があり、当駅で折り返す普通電車も多い。電車はデータイムに急行が毎時3本、普通が毎時3本運転されている。普通は全て当駅始発で、名古屋、四日市方面へ運転される。急行は当駅から伊勢中川まで各駅に停まる。平日朝ラッシュ時上り7時台には急行が5本、普通が4本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には急行3本、普通4本が運転されており、普通は3本が当駅止まりとなる。
津新町駅は1931年7月4日に参宮急行電鉄津線久居~当駅までの開通とともに開業した。1932年4月3日に津まで延伸されて途中駅になった。1941年3月15日に参宮急行電鉄と大阪電気軌道がが合併し、関西急行鉄道名古屋線の駅となった。1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。1970年3月13日に駅ビルが完成した。2007年4月1日からICカードの利用が可能になった。
駅構内はホーム2面3線で、島式ホームの1・2番線はホーム有効長が21m級車両6両分ある。
行き止まり式のホームが3番線で当駅止まりの普通が発着している。
ホームから駅舎へは地下連絡道が設置されており、エレベータも設置されている。
改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は1ヵ所で駅西側に出られる。
駅前にロータリーが設置されており、各方面への路線バスが乗り入れている。
駅周辺は津市の中心部に位置しており、官庁街が中心の津駅周辺よりも賑やかである。
津新町駅構内ではJR紀勢本線の単線の線路が並行して走っており、駅の伊勢中川方で左に分かれていく。
津新町 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 7,008 | 5,153 | 1,855 | 73.5% |
2007年度 | 6,628 | 4,923 | 1,705 | 74.3% |
対07年度比 | 105.7% | 104.7% | 108.8% |
津新町駅の2017年度1日あたりの乗車人員は7,008人で、うち定期利用者は5,153人となっている。定期比率は73.5%で、定期利用者が7割を超えている。10年前の2007年度と比較すると全体で5.7%増、定期利用者は4.7%増、定期外利用者は8.8%増となっている。