【関西各駅探訪第1152回】神鉄粟生線鈴蘭台西口駅

鈴蘭台西口

鈴蘭台西口

【駅前後の勾配がネックで単線のままとなっている】

神鉄粟生線鈴蘭台西口は神戸市北区にある。有馬線と粟生線の結節点の鈴蘭台から1駅で、途中急こう配を上がるため、鈴蘭台から西鈴蘭台までは単線になっており、粟生線のボトルネックになっている。駅前後の勾配は急で、50‰の勾配になっている。快速以下全ての列車が停車する。電車はデータイムに毎時4本の運転となっており、下りは準急、上りは普通が運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台には急行1本、快速2本、準急2本、普通3本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には快速1本、普通5本が運転されている。鈴蘭台西口駅は1937年12月28日に三木電気鉄道鈴蘭台ダンスホール前駅として開業した。1942年12月22日に小部西口駅に改称された。1947年1月9日に神有三木電気鉄道の駅となった。1962年9月1日に鈴蘭台西口駅に改称された。

鈴蘭台西口

鈴蘭台西口

駅構内はホーム1面1線で、鈴蘭台方にトンネルがあり急こう配になっている。ホーム有効長は18m級車両5両分あるが、現在は4両編成が最大編成両数となっている。

鈴蘭台西口

鈴蘭台西口

西鈴蘭台方も急こう配がなっており、複線化ができない理由の一つとなっている。

鈴蘭台西口

鈴蘭台西口

改札は1ヵ所で無人化されている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

鈴蘭台西口

鈴蘭台西口

出口はバリアフリーのためスロープが設置されている。

鈴蘭台西口

鈴蘭台西口

自動券売機は設置されているが、企画乗車券の販売機はない。

鈴蘭台西口

鈴蘭台西口

出口は1ヵ所で駅西側に出られる。駅周辺は丘陵地に住宅が建て込んでおり、道路も狭く、勾配も急なためバスの乗り入れはできない。

鈴蘭台西口 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 652 258 395 39.5%
2007年度 696 192 504 27.6%
対07年度比 93.7% 134.3% 78.3%  

鈴蘭台西口駅の2017年度1日あたりの乗車人員は652人で、うち定期利用者は258人となっている。定期比率は39.5%で、定期利用者は4割を切っている。10年前の2007年度と比較すると全体で6.3%減、定期利用者は34.3%増、定期外利用者は21.7%減となっている。

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