【関西各駅探訪第1145回】JR福知山線柏原駅

柏原

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【かしわらでもなく、かしわばらでもない。ここはかいばら!】

JR福知山線柏原駅は兵庫県丹波市にある。大阪にある大和路線の柏原は”かしわら”と読み、滋賀県にある東海道本線の柏原は”かしわばら”と読むが、当駅は”かいばら”と読む。関西圏にありながら3駅とも同じ漢字表記で読み方がそれぞれ違っているのは面白い。特急停車駅で、特急こうのとりの全てが停車する。1990年に大阪鶴見緑地で開催された花と緑の博覧会で運行されていたドリームエキスプレスの駅舎を閉幕後に移設して使用している。電車はデータイムに普通が毎時1本の運転で、特急も概ね毎時1本に運転されている。平日朝ラッシュ時6時台には特急1本、丹波路快速3本が運転されている。平日夕方ラッシュ時19時台には特急1本、丹波路快速1本が運転されている。

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柏原駅は1899年5月25日に阪鶴鉄道の終点として開業した。同年7月15日に福知山まで延伸され中間駅となった。1907年阪鶴鉄道の国有化により国鉄の駅となった。1909年10月12日に線名が設定され、阪鶴線の駅となった。1912年3月1日に路線名を改定し、福知山線の駅となった。1973年4月1日に貨物の取り扱いを廃止した。分割民営化後の1991年9月21日に大阪で開催されていた花と緑の博覧会で使用されていた駅舎を移築して使用を開始した。

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駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両7両分ある。

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上下線間は広くなっており、かつては中線があった。上下ホーム間には陸橋があり、改札は上りホーム側にある。

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改札は有人改札で、自動改札機の設置はなく、2020年1月現在ICカードの利用はできない。

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自動券売機、みどりの窓口が設置されている。

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出口は1ヵ所で駅東側に出られる。

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駅前にはロータリーがあり、神姫グリーンバスの路線バスが乗り入れている。

柏原 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 816 515 301 63.1%
2006年度 948 573 375 60.4%
対06年度比 86.1% 89.9% 80.3%

柏原駅の2016年度1日あたりの乗車人員は816人で、うち定期利用者は515人となっている。定期比率は63.1%で、定期利用者は6割を上回る程度となっており、それほど定期比率が高いわけではない。10年前の2006年度と比較すると全体で13.9%減、定期利用者は10.1%減、定期外利用者は19.7%減となっており、10%強の落ち込みとなっている。

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