【関西各駅探訪第1134回】近鉄大阪線松塚駅

松塚

【東側に二上山を望む長閑な駅】

近鉄大阪線松塚駅は奈良県大和高田市にある。河内国分以遠各駅に停車する準急以下の列車が停車する。快速急行以下が停車する大和高田よりも八木寄りにあり、大阪方面へ早く着くには大和高田、五位堂で快速急行や急行に乗り換えとなる。電車はデータイム区間準急が毎時2本、普通が毎時1本運転されている。運転間隔は等間隔にはなっていない。平日朝ラッシュ時上り7時台には準急2本、区間準急2本、普通2本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には準急が4本運転されている。

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松塚駅は1925年3月21日に大阪電気軌道八木線八木〜高田間開通とともに開業した。1941年3月15日に参宮急行電鉄との合併により関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。2007年4月1日からPITAPAなどICカードの利用が可能になった。2014年12月21日に無人化された。

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駅構内はホーム2面2線でホーム有効長は21m級車両6両分ある。

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上下ホーム間には地下道がある。ホームは地上よりも一段高い築堤にあるため、地下道を抜けると改札があり、地上に出られる。

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ホームから地下道へはスロープがあるが、バリアフリーには対応しておらずエレベータなどの設置はない。

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改札は無人化されており、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

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出口は1ヶ所で駅の北側に出られる。駅の北側には住宅地が広がっており、南側には田畑が広がっている。

松塚駅の2016年度1日あたりの乗車人員は613人で、うち定期利用者は447人となっている。定期比率は72.9%で、定期利用者が7割以上を占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で10.2%減、定期利用者は15.8%減、定期外利用者は9.5%増となっており、定期外利用者は若干増えたが、定期利用者の落ち込みが大きい。