【関西各駅探訪第1325回】JR阪和線羽衣支線東羽衣駅

東羽衣

東羽衣

【南海羽衣駅と連絡する高架駅】

JR阪和線羽衣支線東羽衣駅は大阪府高石市にある。鳳から分岐する阪和線支線の羽衣支線の終点で、南海本線羽衣駅と連絡している。羽衣駅とは駅名は異なるものの、すぐ東側にあるため乗り換えは比較的便利である。電車は終日毎時4本の運転となっている。

東羽衣

東羽衣

東羽衣駅は1929年7月18日に阪和電気鉄道支線開通とともに阪和浜寺駅として開業した。1940年12月1日に南海鉄道への吸収合併により南海山手線の駅となった。1941年8月1日に山手羽衣駅に改称された。1944年5月1日に国有化され、国鉄阪和線羽衣支線の駅となり、東羽衣駅に改称された。1974年6月に高架化された。1992年11月1日にみどりの窓口が設置された。2003年11月1日からICOCAなどICカードの利用が可能になった。2018年3月17日ダイヤ改正で103系3両編成から225系4両編成に置き換えられ、4両編成対応になった。同年4月1日からみどりの券売機プラスが設置され、みどりの窓口の営業が終了した。

東羽衣

東羽衣

駅構内は高架ホーム2面1線で、かつては乗降が分離されていたが、今は北側ホームのみが使用されている。

東羽衣

東羽衣

ホーム有効長は4両分に拡張されている。ホームは行き止まり式になっている。ホームから改札がある2階コンコースへはエレベータが設置されている。

東羽衣

東羽衣

改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

東羽衣

東羽衣

出口は1ヵ所で駅西側に出られる。駅の目の前には南海本線が走っており、上り線の踏切がある。

東羽衣

東羽衣

現在南海本線は上り線の高架工事中で、これが完成すると踏切はなくなる。

東羽衣 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 5,226 3,836 1,390 73.4%
2008年度 4,958 3,556 1,402 71.7%
対08年度比 105.4% 107.9% 99.1%  

東羽衣駅の2018年度1日あたりの乗車人員は5,226人で、うち定期利用者が3,836人となっている。定期比率は73.4%で、定期利用者が7割以上を占めている。南海羽衣駅の乗車人員は9,456人なので、ほぼ半分の乗車人員になっている。10年前の2008年度と比較すると全体で5.4%増、定期利用者は7.9%増、定期外利用者は0.9%減となっている。

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ  にほんブログ村 鉄道ブログ JRへ  にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました