【関西各駅探訪第1085回】京阪石山坂本線坂本比叡山口駅

坂本比叡山口

坂本比叡山口

【比叡山への入口となる寺内町】

京阪石山坂本線坂本比叡山口駅は滋賀県大津市にある。以前は坂本駅だったが、2018年3月17日に現在の駅名に改称された。駅から徒歩15分ほどの距離に比叡山に上がるケーブルの駅があり、連絡している。電車はデータイム毎時6本10分毎の運転、平日朝ラッシュ時7時台、8時台にはそれぞれ9本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には7本が運転されている。

坂本比叡山口

坂本比叡山口

坂本比叡山口駅は1927年8月13日に琵琶湖鉄道汽船の坂本駅として開業した。1929年4月11日会社合併により京阪電気鉄道石山坂本線の駅となった。1943年10月1日に京阪神急行電鉄の駅となった。1945年3月31日に戦時の資材供給のため、穴太から当駅までが単線となった。1949年12月1日に会社分離により京阪電気鉄道の駅となった。1951年12月20日ホームかさ上げが行われた。1997年9月30日に新駅舎が完成し、穴太から当駅までが複線に戻された。1998年6月23日に関西照明技術普及協会賞を受賞した。2000年9月19日に第1回近畿の駅百選に選ばれた。2007年4月1日にICカードの利用が可能になった。2018年3月17日に駅名が坂本から坂本比叡山口に改称された。

坂本比叡山口

坂本比叡山口

駅構内はホーム1面2線で、行き止まり構造になっている。ホーム有効長は2両分となっている。

坂本比叡山口

坂本比叡山口

改札はホーム先端にあり、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

坂本比叡山口

坂本比叡山口

出口も1ヶ所で、駅北側にのみ出られる。

坂本比叡山口

坂本比叡山口

駅前は広場になっていて、バス停も設置されている。

ケーブル坂本

ケーブル坂本

比叡山ケーブルの坂本駅へは徒歩でもアクセスできるが、勾配を上がる必要があるため、バスに乗る人も多い。

坂本比叡山口 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 1,674 1,066 608 63.7%
2007年度 1,476 908 568 61.5%
対07年度比 113.4% 117.4% 107.1%  

坂本比叡山口駅の2017年度の1日あたりの乗車人員は1,674人で、うち定期利用者は1,066人となっている。定期比率は63.7%で、定期利用者が6割を占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で13.4%増、定期利用者は17.4%増、定期外利用者は7.1%増となっている。

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