【摂津市の中心駅は譲れない】
大阪高速鉄道(大阪モノレール)摂津駅は大阪府摂津市にある。摂津市内にはJR千里丘駅、阪急正雀駅があったが、いずれも吹田市との境界付近の摂津市の北端にあり、市内中心部には長らく駅がなかった。当駅が摂津市内中心部にできた初めての駅で、後に阪急京都線にも摂津市駅が設置された。駅の南側には摂津市役所があるが、街の中心部は意外に商業施設は少なく、隣の南摂津の方が賑やかだ。
電車はデータイム毎時6本10分毎の運転で、平日朝ラッシュ時門真市方面行き7時台に8本、8時台に9本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には6本が運転されている。摂津駅は1997年8月22日の大阪モノレール南茨木〜門真市間延伸とともに開業した。
駅構内は高架ホーム1面2線で、大阪モノレール標準の配線となっている。
ホーム有効長は6両分あるが、乗降口は4両分で、あとは柵が設置されている。
ホームから改札がある地上2階へはエレベーターが設置されている。
エスカレーターも上下が設置されている。
コンコースにはモノドリンク、モノレール美術館、モノレール文庫などがある。
改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
改札ではレンタサイクルの受付を行なっており、駅で自転車が借りられる。
出口は1ヶ所で、東側に出られる。
改札階から地上へは、エレベーターや自転車用のスロープがある。
駅前には小さなロータリーがあるが、バス路線の乗り入れはない。
摂津 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 2,550 | 1,240 | 1,310 | 48.6% |
2007年度 | 2,440 | 1,040 | 1,400 | 42.6% |
対07年度比 | 104.5% | 119.2% | 93.6% |
摂津駅の2017年度1日あたりの乗車人員は2,550人で、うち定期利用者は1,240人となっている。定期比率は48.6%で、定期利用者は50%を切っている。10年前の2007年度と比較すると全体で4.5%増、定期利用者は19.2%増、定期外利用者は6.4%減となっている。定期利用者は増加しているが、定期外利用者が減少している。