【関西各駅探訪第1063回】大阪高速鉄道摂津駅

摂津

摂津

【摂津市の中心駅は譲れない】

大阪高速鉄道(大阪モノレール)摂津駅は大阪府摂津市にある。摂津市内にはJR千里丘駅、阪急正雀駅があったが、いずれも吹田市との境界付近の摂津市の北端にあり、市内中心部には長らく駅がなかった。当駅が摂津市内中心部にできた初めての駅で、後に阪急京都線にも摂津市駅が設置された。駅の南側には摂津市役所があるが、街の中心部は意外に商業施設は少なく、隣の南摂津の方が賑やかだ。

摂津

摂津

電車はデータイム毎時6本10分毎の運転で、平日朝ラッシュ時門真市方面行き7時台に8本、8時台に9本が運転されている。平日夕方ラッシュ時18時台には6本が運転されている。摂津駅は1997年8月22日の大阪モノレール南茨木〜門真市間延伸とともに開業した。

摂津

摂津

駅構内は高架ホーム1面2線で、大阪モノレール標準の配線となっている。

摂津

摂津

ホーム有効長は6両分あるが、乗降口は4両分で、あとは柵が設置されている。

摂津

摂津

ホームから改札がある地上2階へはエレベーターが設置されている。

摂津

摂津

エスカレーターも上下が設置されている。

摂津

摂津

コンコースにはモノドリンク、モノレール美術館、モノレール文庫などがある。

摂津

摂津

改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

摂津

摂津

改札ではレンタサイクルの受付を行なっており、駅で自転車が借りられる。

摂津

摂津

出口は1ヶ所で、東側に出られる。

摂津

摂津

改札階から地上へは、エレベーターや自転車用のスロープがある。

摂津

摂津

駅前には小さなロータリーがあるが、バス路線の乗り入れはない。

摂津 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 2,550 1,240 1,310 48.6%
2007年度 2,440 1,040 1,400 42.6%
対07年度比 104.5% 119.2% 93.6%  

摂津駅の2017年度1日あたりの乗車人員は2,550人で、うち定期利用者は1,240人となっている。定期比率は48.6%で、定期利用者は50%を切っている。10年前の2007年度と比較すると全体で4.5%増、定期利用者は19.2%増、定期外利用者は6.4%減となっている。定期利用者は増加しているが、定期外利用者が減少している。

このエントリーをはてなブックマークに追加

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました