【関西各駅探訪第1057回】JR紀勢本線下里駅

下里

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【日本の海図の基準原点となる下里水路観測所がある】

JR紀勢本線下里駅は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある。普通のみが停車する駅で、交換設備を有している。駅から東へ行ったところに下里水路観測所がある。下り9本、上り10本の運転で、2~3時間置きとなる時間帯が多い。下里駅は1935年7月18日に紀勢中線紀伊勝浦から当駅までの開通とともに開業した。1936年12月11日に当駅から串本まで延伸され中間駅となった。1940年8月8日に江住~串本間、新宮~紀伊木本(現在の熊野市)間が開通したことにより紀勢西線の駅となった。1959年7月15日に紀勢本線全通により紀勢本線の駅となった。1985年3月14日に無人化された。

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駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。

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上下ホーム間には跨線橋があるが、エレベータなどの設置はない。

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改札は無人化されており、自動改札機や自動券売機の設置はなくICカードの利用もできない。

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出口は2ヶ所あり、駅舎側と上り新宮方面行きホーム側に1ヶ所ある。

下里 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 76 69 7 90.8%
2007年度 86 84 2 97.7%
対07年度比 88.4% 82.1% 350.0%  

下里駅の2017年度1日あたりの乗車人員は76人で、うち定期利用者は69人となっている。定期比率は90.8%で、定期利用者が9割を占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で11.6%減、定期利用者は17.9%減、定期外利用者は250.0%増となっている。数値が小さいが定期外利用者が増えている。

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