【関西各駅探訪第1007回】近鉄大阪線関屋駅

関屋

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【大阪奈良の府県境を越えた山間の駅】

近鉄大阪線関屋駅は奈良県香芝市にある。河内国分以遠各駅に停車する準急以下が停車する。大阪と奈良の府県境を越えたところにあり、駅周辺は山間部の様相だが、高台には住宅地がある。電車はデータイムに区間準急3本、普通1本が運転されている。15分毎にはなっておらず、20分近く間隔が開くところもある。平日朝ラッシュ時上り大阪上本町方面行き7時台には準急3本、区間準急4本、普通1本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には準急が4本運転されている。

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関屋駅は1927年7月1日に大阪電気軌道八木線の恩智〜高田間開通とともに開業した。1941年3月15日に会社合併により関西急行鉄道の駅となった。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1992年10月16日に大阪方に新玉手山トンネル上り線が開通、同28日に下り線が開通し新線への切り替えが行われた。

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駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。

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駅舎は橋上化されており、ホームから改札があるコンコースへはエレベーターも設置されている。

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改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

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出口は3ヶ所で北に2ヶ所、南に1ヶ所ある。北口は陸橋で丘陵地にあるロータリーに繋がる出口がある。

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丘陵地にはタクシーや自家用車が乗り入れられるロータリーがあり、バス路線の乗り入れはないが、智辯学園の送迎バスなどが発着している。

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北口には地上にある出口もあり、こちら側からは北側だけでなく、西側にある住宅地にアクセスできる。

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南口は地上にのみあり、南側には川が流れているため、東側に出ることになる。

関屋 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 2,172 1,374 798 63.3%
2006年度 3,312 2,475 837 74.7%
対06年度比 65.6% 55.5% 95.3%

関屋駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,172人で、うち定期利用者は1,374人となっている。定期比率は63.3%で、定期利用者は7割を切っている。10年前の2006年度と比較すると全体で34.4%減、定期利用者は44.5%減、定期外利用者は4.7%減となっており、定期利用者の減少が大きい。

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