【醍醐の花見など煌びやかな歴史を持つ醍醐寺の最寄駅】
京都市交東西線醍醐駅は、豊臣秀吉が醍醐の花見を行ったとされる醍醐寺の最寄駅で、京都市伏見区にある。東西線の車庫も併設されており、運転上の拠点にもなっている。駅には醍醐バスターミナルもあり、京都市交南東部の交通の要所である。1997年10月12日の東西線開業時には、当駅から二条までの運転であった。
有人改札となっている醍醐駅南改札。駅のイメージカラーは、醍醐の桜をあしらったピンク色が基調となっている。
東西線各駅と同様にホームドアが設けられ、1面2線の構造になっている醍醐駅。
醍醐駅南改札地上部。パセオダイゴロー西館に直結している。
醍醐駅2号出口はアルプラザ醍醐店側にある。
2号出口と3号出口の近くには地下駐輪場がある。
醍醐駅の3号出口は北側のヤマダテックランド京都醍醐店の目の前にある。
3号出口の北側には醍醐バスターミナルがある。
北側改札は無人となっている。大阪市交などでは各所に駅員が配置されているが、京都市交では改札の無人化も積極的に図られ、省力化が行われている。
かつて終点だったため、山科側には、ダブルクロスポイントが設置されている醍醐駅。
醍醐駅の2014年度の1日あたりの乗車人員は、6,162人で、うち定期利用が3,608人となっている。定期比率は58.6%で、定期比率はそれほど高くない。10年前の2004年度は、7,197人の利用があったので、この10年で15%弱ほど利用者が減少している。定期利用者、定期外利用者ともに利用が減少している。
ダイヤは、データイムが毎時8本で、7~8分毎の運転。電車は全て太秦天神川~六地蔵間の運転となっている。平日朝ラッシュ時は、概ね5分毎の運転で、1時間あたり10本の運転となる。東西線は御陵~太秦天神川間で京阪京津線と直通運転を行っているので、これ以上の増発は難しい。平日夕方ラッシュ時は、データイムと同じく7~8分毎の運転で、毎時8本の運転となる。最終電車は、六地蔵方面が醍醐発0時15分の六地蔵行きで、この電車は烏丸御池を23時55分に出る。週末の金曜日にはさらに遅い時間に1本運転があり、烏丸御池発0時25分、醍醐着0時45分となる。太秦天神川方面への最終は、醍醐発23時32分の太秦天神川行きで、金曜日のみ、醍醐発0時02分の太秦天神川行きが最終となる。京都市交では東西線、烏丸線ともに週末の金曜日に1本だけ遅くまで延長運転を行っている。飲酒運転撲滅のため、このようなサービスは各地方の地下鉄やJR、私鉄各線でもあってもよいように思う。
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