【かつては急行立山も停車した旧安曇川町の中心駅】
JR湖西線安曇川駅は滋賀県高島市にある。新快速、快速が停車する主要駅で、国鉄時代には急行立山も停車していた。旧安曇川町の中心駅で、近江今津に次いで乗車人員が多い。昼間時は新快速1本、普通1本が運転されている。平日朝ラッシュ時は上り6時台に新快速1本、普通1本、7時台に普通3本が運転されている。平日夕方ラッシュ時には18時台に普通3本、19時台には新快速1本、20時台には普通3本が運転されている。安曇川駅は1974年7月20日に湖西線開通とともに開業した。
駅構内は高架ホーム2面4線で、ホーム有効長は20m級車両12両分あり、新快速停車に対応している。
山科方には上下線の渡り線が設置されており、折り返し運転も可能になっている。但し、現在は安曇川折り返しの電車の設定はない。
ホームから改札がある地上へはエレベータが設置され、バリアフリーに対応している。
改札は1ヶ所で、有人改札になっている。ICカードリーダーと自動券売機が設置されている。
みどりの窓口も設置されており、特急券も購入することができる。
観光案内所なども設置されている。
改札付近にはドリンクの自動販売機の他、新聞の自動販売機がある。
出口は2ヶ所で、東口がメインとなっており、ロータリーが設置されている。しかし、東口からはバス路線の発着はなく、タクシーが常駐しているのみである。
東口には近江商人中江藤樹の銅像がある。
東口には駅前に駐車場が設置されており、パークアンドライドに対応している。
高架下には駐輪場が設置されている。
西口にもロータリーがあり、バス路線が発着している。江若交通、高島市コミュニティバスの路線が乗り入れている。
西口には安原仁兵衛翁像がある。安原仁兵衛は江若鉄道生みの親と言われている。
安曇川 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 1,801 | 1,334 | 467 | 74.1% |
2006年度 | 2,160 | 1,584 | 576 | 73.3% |
対06年度比 | 83.4% | 84.2% | 81.1% |
安曇川駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,801人で、うち定期利用者は1,334人となっている。定期比率は74.1%で、定期利用者が7割を超えている。湖西線内では全体で10位の乗車人員となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で16.6%減、定期利用者は15.8%減、定期外利用者は18.9%減となっている。