関西各駅探訪第205回~JR琵琶湖線彦根駅~

【がちゃんこ近江鉄道に出会いひこにゃんがいるお城を望む駅】

彦根

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JR琵琶湖線彦根駅は滋賀県彦根市にある。近江鉄道本線と連絡しており、東口には近江鉄道の車庫が広がっている。西口からは彦根城を望むことができる。彦根城にいるゆるキャラひこにゃんも駅のあちこちで見ることができる。駅前には彦根藩初代藩主井伊直政公の銅像がある。

彦根駅は1889年(明治22年)7月1日に官設鉄道関ヶ原〜馬場(現在の膳所)間の開通と同時に開業した。旅客・貨物の取り扱いを開始した。1895年(明治28年)4月1日に線路名称が制定され、東海道線の所属となった。1898年(明治31年)6月11日に近江鉄道本線が彦根〜愛知川間で開業し連絡駅となった。1985年(昭和60年)3月14日に新快速が当駅まで乗り入れを開始した。1986年(昭和61年)11月1日ダイヤ改正で、新快速の当駅までの延長運転を開始。貨物の取り扱いを廃止した。1987年(昭和62年)4月1日に国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となった。1988年(昭和63年)3月12日 に近江鉄道線の貨物輸送の廃止に伴い、日本貨物鉄道と近江鉄道の間の貨物連絡運輸が廃止された。また、住友セメント専用線が廃止された。同年3月13日ダイヤ改正で、路線愛称の制定により、琵琶湖線の愛称を使用開始した。2001年(平成13年)3月3日ダイヤ改正に合わせて、エレベーターの使用を開始。また、JR西日本と近江鉄道の改札が分離された。2003年(平成15年)11月1日 からICカードICOCAの利用が可能となった。2007年(平成19年)3月19日に東口が開設された。2018年(平成30年)3月17日に駅ナンバリングが導入された。

彦根

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ホーム2面2線で、これに加えて中線がある。ホーム有効長は新快速、普通の最大編成両数である12両分ある。

彦根

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彦根駅は橋上駅舎で、改札は1ヵ所のみとなっている。ICカード対応の自動改札がある有人改札になっており、みどりの窓口も設置されている。

彦根

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出口は2ヶ所あり、西口がメインとなっている。西口にはバスターミナルがあり、バスとタクシーの発着が分けられている。駅前には滋賀県の各駅にあるスーパー平和堂がある。

彦根

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西口からメインストリートを西へ向かうと彦根城がある。駅から彦根城までは徒歩20分ぐらいかかる。

彦根

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東口は2007年3月19日に開設された新しい出口である。東口へは近江鉄道本線や同鉄道の車庫を陸橋で越えることになる。駅前にはロータリーがあり、バスやタクシーが発着しているが、西口ほど規模は大きくない。

彦根

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彦根駅東口へ向かう陸橋からは近江鉄道の車庫に並ぶ車両を見ることができる。近江鉄道ミュージアムも併設されている。

彦根駅の2015年度1日あたりの乗車人員は10,821人で、うち定期利用者は7,635人となっている。定期比率は70.6%で、定期利用者が多い。10年前の2005年度は、9,382人の乗車人員で、定期利用者は6,429人だった。全体で15.3%増加しており、定期利用者は18.8%も増加している。定期利用者の増加が当駅利用者増加の要因となっている。

  

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