【道明寺線唯一の中間駅は柏原市役所への最寄駅】
柏原南口駅は大阪府柏原市にある。道明寺線唯一の中間駅で、道明寺から大和川を渡ってすぐのところにある。電車はデータイム毎時2本30分毎の運転。平日朝夕ラッシュ時には毎時4本が運転されている。
柏原南口駅は1911年(明治44年)11月12日に河南鉄道の大和橋駅として、柏原~道明寺間に開業。現在地からは600mほど道明寺寄りの大和川の対岸にあった。1919年(大正8年)3月8日に河南鉄道が大阪鉄道に社名変更。1924年(大正13年)6月1日に路線の電化と同時に現在地に移転し、駅名を柏原南口駅に改称した。1943年(昭和18年)2月1日に関西急行鉄道が大阪鉄道を合併、同社道明寺線の駅となった。1944年(昭和19年)6月1日に戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道と合併、近畿日本鉄道道明寺線の駅となった。2007年(平成19年)4月1日にPiTaPaなどICカードの利用が可能になった。2013年(平成25年)12月21日に終日無人駅化された。
駅構内は地上ホーム1面1線でホーム有効長は2両分ある。
ホームは築堤上にあり、道明寺方は大和川の土手になっている。
改札は無人化されており、ICカードリーダーと自動券売機が設置されている。
出口は1ヶ所で南側に出られる。
築堤上にあるため、地上からホームへは階段を上らなければならない。
柏原南口 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 547 | 311 | 236 | 56.9% |
2008年度 | 578 | 277 | 301 | 47.9% |
対08年度比 | 94.6% | 112.3% | 78.4% |
柏原南口駅の2018年度1日あたりの乗車人員は547人で、うち定期利用者は311人となっている。定期比率は56.9%で、定期利用者が5割強を占めている。10年前の2008年度と比較すると全体で5.4%減、定期利用者は12.3%増、定期外利用者は21.6%減となっている。