【関西各駅探訪第693回】近鉄橿原線畝傍御陵前駅

畝傍御陵前

【畝傍山を望む景色は抜群】

近鉄橿原線畝傍御陵前駅は奈良県橿原市にある。橿原線の終点橿原神宮前駅の一つ手前にある。駅近くにある神武天皇陵の別名が、畝傍御陵となっており、駅名の由来となっている。急行以下の電車が停車し、昼間時には急行が毎時2本、普通が毎時3本運転されている。平日朝ラッシュ時上り大和西大寺方面7時台に急行4本、普通6本が運転されている。平日夕方ラッシュ時19時台には急行2本、普通5本が運転されている。18時台は昼間時と同じ本数の運転で、ピーク時間帯がやや遅めとなっている。
畝傍御陵前駅は1923年3月21日に大阪電気軌道畝傍線の畝火山駅として開業した。1937年に畝傍山に改称された。1939年7月28日に新線切替により畝傍御陵前に改称された。1941年3月15日に関西急行の駅となり、1944年6月1日の戦時統合により近畿日本鉄道の駅となった。

畝傍御陵前

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分となっている。

畝傍御陵前

改札は地下にあり、ホームから改札へはエレベーターが設置されている。

畝傍御陵前

改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

畝傍御陵前

出口は東西2ヶ所で、西口がメインとなっている。西口駅舎は橿原神宮前駅と似たような造りで、三角の大屋根が特徴的である。

畝傍御陵前

西口にはロータリーがありタクシーが発着しているが、バス路線の乗り入れはない。

畝傍御陵前

西口からは畝傍山がほぼ正面に見える。その北側に神武天皇陵がある。

畝傍御陵前

東口にもロータリーがあるが、こちら側もバス路線の乗り入れはない。駅北側には立体駐車場もある。

畝傍御陵前 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2016年度 2,099 1,001 1,098 47.7%
2006年度 1,881 917 963 48.8%
対06年度比 111.6% 109.1% 114.0%  

畝傍御陵前駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,099人で、うち定期利用者は1,001人となっている。定期比率は47.7%となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で11.6%増、定期利用者は9.1%増、定期外利用者は14.0%増となっている。

  

鉄道コム

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