【WTCにATCなど南港の集客施設が盛りだくさん】
大阪市交南港ポートタウン線トレードセンター前駅は、大阪市住之江区にある。大阪港トランスポートシステムOTSの路線として開業した。2005年7月1日から大阪市交の路線に編入された。ATC、WTCへの最寄駅となっており、催し物などがあるときには当駅も混み合う。トレードセンター前駅は1997年(平成9年)12月18日に大阪港トランスポートシステム (OTS) ニュートラムテクノポート線のコスモスクエア〜中ふ頭間の開通とともに開業した。2005年(平成17年)7月1日にOTSから鉄道事業を譲渡を受けたことにより、大阪市交通局南港ポートタウン線の駅となった。2018年(平成30年)4月1日に大阪市交通局の民営化により、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)の駅となった。
トレードセンター前駅は1面2線の高架駅で、コスモスクエアから地上に上がり、急こう配で高架に上がる。ホームドアが完備されている。
高架駅ながら駅舎は橋上駅舎となっており、地上2階のホームから3階に上がり改札がある。ホームから改札階へは上りエスカレータとエレベータが設置されている。
改札は1ヶ所のみで、ICカード対応の自動改札が設置されている。大阪市交各駅と同様に有人駅となっている。
出口は3ヶ所あり、出口1はWTC方面に出る。2号出口はATCへ直結している。3号出口は駅の下の地上に下りることができる。
トレードセンター前の改札階にあるあじさいと写真を撮れるスポット。
ATCと反対側の出口にはエレベータも設置されている。
サンフラワーなどの客船が入港する大阪南港コスモフェリーターミナルもトレードセンター前駅の近くにある。
トレードセンター前駅はATC(アジア太平洋トレードセンター)に隣接しており、連絡橋で結ばれている。ATCからはWTCへの連絡橋もあり、雨の日でもWTCまで屋根の下を歩いて行ける。
トレードセンター前駅の2014年度の1日あたりの乗車人員は、5,327人で、7年前の2007年度よりも36%強増えている。定期客は6.3%の増加に留まるが、定期外客の伸びが大きく70%強増えている。降車人員でもほぼ同様の数値が出ており、定期外客の伸びが大きい。トレードセンター前駅の乗車人員は、ニュートラム南港ポートタウン線の中では、住之江公園、コスモスクエア、ポートタウン東に次いで4位となっている。
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