関西各駅探訪第126回~神戸新交通六甲ライナー魚崎駅~

【直通特急を止めさせた!阪神本線との連絡駅】

魚崎

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神戸新交通六甲ライナー魚崎駅は、神戸市東灘区にある。阪神本線魚崎駅と連絡しており、両駅は連絡通路でつながっている。連絡通路はあるが、住吉川を挟んで、六甲ライナーの駅は北側にあるので、乗換にはそこそこ距離がある。

魚崎駅は1905年(明治38年)4月12日に阪神本線開通とともに開業した。1990年(平成2年)5月に駅舎が改築され橋上駅舎化された。1991年(平成3年)4月7日ダイヤ改正で、夕方に限り快速急行が停車するようになった。1994年(平成6年)3月ダイヤ改正で、全ての快速急行が停車するようになった。1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災で被害を受け営業を休止した。同年2月11日に青木〜御影間復旧により営業を再開した。同年6月26日に全線復旧を受けて、ダイヤ改正が実施され、区間特急が停車するようになった。1998年(平成10年)2月15日ダイヤ改正で、昼間時に限り特急が停車するようになった。この時設定された直通特急は通過した。2001年(平成13年)3月10日ダイヤ改正で、直通特急・特急が終日停車となり、区間特急と快速急行の停車は取り止められた。2009年(平成21年)3月20日ダイヤ改正で、快速急行を再び終日停車とし、同時に三宮〜青木間での区間特急の運転と三宮〜西宮間での急行の運転が取りやめられたため、当駅を通る全ての営業列車の停車駅となった。2014年(平成26年)4月1日に駅番号が導入された。2016年(平成28年)3月19日ダイヤ改正で、区間特急の始発駅と下り急行の終着駅が御影駅に延長されたことに伴い、区間特急・急行が停車するようになった。2020年(令和2年)3月14日ダイヤ改正で、ホームが大阪側に延伸され、近鉄車8両編成停車対応となった。土休日の快速急行は一部を除いて8両編成での運転となった。

魚崎

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駅構内はホームドア完備の2面2線で、ホームは3階にある。改札階からホームへは上りエスカレータとエレベータが完備されている。

魚崎

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改札は1ヶ所のみで、2階にある。改札階から阪神魚崎駅への連絡通路があり、そのまま橋上駅舎につながっている。

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出口は地上階に1ヶ所あり、エレベータも設置されている。

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北側の出口に設置されているエレベータ。

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阪神本線魚崎駅へつながる連絡通路。この通路の先に阪神魚崎駅の橋上駅舎があり、直接つながっている。

六甲ライナー魚崎駅の2014年度の1日あたりの乗車人員は、4,918人で、10年前の2004年度が3,749人の利用だったので、30%強ほど増加している。定期利用者は、2014年度が2,679人で、10年前よりも55%弱増加している。定期外利用者も10%ほど増加しており、全体的に利用者を増やしている。とは言っても六甲ライナーで一番乗車人員が多い住吉と比べると半分以下の利用者数で、六甲ライナー全体ではアイランドセンターに次いで第3位の乗車人員となっている。

  

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