【関西各駅探訪第630回】近江鉄道本線彦根駅

彦根

【車庫や本社も併設するガチャンコの中心駅】

近江鉄道彦根駅は滋賀県彦根市にある。近江鉄道本社や車庫もある中心駅で、当駅始発終着となる列車や当駅で長時間停車する列車も多い。彦根駅は1898年6月11日に開業した。1931年3月15日には米原までの延伸が完成した。2001年3月3日にはJRと共用だった改札が分離され、独自の改札が設置された。

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駅構内はホーム1面2線で、ホーム有効長は20m級車両2両分以上ある。当駅にて乗務員の交代が行われる。

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駅構内東側には車庫の線路が広がっている。

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西側にはJR琵琶湖線のホームがあり、改札は個別になっているが、改札外で陸橋でつながっており、西口に出ることもできる。

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ホームには独自の駅名板も設置されている。ホーム上のレトロな木造の椅子は小ぶりな造りになっている。

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改札はホーム上に1ヶ所ある。有人改札で集札業務ときっぷの販売を行う。自動改札機の設置はなく、ICカードは利用できない。自動券売機は設置されている。

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出口は2ヶ所あり、西口はJR彦根駅改札前を通りアクセスする。

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東口は車庫の線路を越える陸橋を渡りアクセスする。ロータリーが整備され、各方面へのバス路線も発着している。東口はまだ新しく2009年に整備された。

彦根駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,368人で、うち定期利用者は701人となっている。定期比率は51.2%で、ローカル私鉄の路線としては意外に低い数値となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で9.5%増、定期利用者は11.3%減、定期外利用者は45.4%増となっている。

  

鉄道コム

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