【関西各駅探訪第608回】山陽電鉄本線人丸前駅

人丸前

【北に明石天文台南に明石海峡大橋を望む】

山陽電鉄本線人丸前駅は兵庫県明石市にある。北側をJR神戸線が走り、その山手には子午線が通る明石の天文台があり、当駅構内も子午線が走っている。南側には明石海峡大橋を望むことができ、高架化されて明石市内を一望できるようになった。人丸前駅は1917年4月12日に兵庫電気軌道の駅として開業した。1991年4月3日に山陽明石駅とともに高架化された。

人丸前

駅構内は高架ホーム1面2線で、ホーム有効長は18m級車両6両分ある。当駅は普通しか停まらないため実際に停まる電車は4両が最大となる。

人丸前

改札は地上にあり、ホームから改札階へはエスカレータ、エレベーターが設置されている。

人丸前

改札は1ヶ所で無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

人丸前

出口も1ヶ所で南側に出られる構造になっている。駅前には側道があり、道路は狭くないが、バスの乗り入れはない。南側に国道2号線が走っており、そこに神姫バスが走っている。

人丸前

北側はJR神戸線が走っており、その向こう側は丘陵地になっており、明石天文台などがある。

人丸前

明石の天文科学館が描かれた人丸前駅の駅名板。

人丸前駅の2016年度1日あたりの乗車人員は735人で、うち定期利用者は404人となっている。定期比率は55.0%で、半分ちょっとが定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で9.9%増、定期利用者は22.0%増、定期外利用者は1.9%減となっている。

  

鉄道コム

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