【関西各駅探訪第567回】近鉄山田線小俣駅

小俣

【宮川の近くにある駅はおばたと読む】

近鉄山田線小俣駅は、三重県伊勢市にある。伊勢市駅から2駅伊勢中川寄りにあり、宮川を渡ったところにある。普通のみが停車する無人駅で、近くにある宮川鉄橋は近鉄山田線の撮影地として鉄道ファンには有名である。小俣駅は“こまた”ではなく、“おばた”と読む難読駅名である。小俣駅は1931年7月4日に参宮急行電鉄明野~外宮前(現宮町)間に新設された。1941年3月15日に関西急行鉄道山田線の駅となった。1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。

小俣

駅構内は対向式ホーム2面2線で、普通しか停まらないためホーム有効長は21m級車両3両分ある。

小俣

駅は無人化されており、下り線側に駅舎はあるが、ICカードリーダーが設置されているだけである。

小俣

上り線側は駅舎はなく、待合室にICカードリーダーが設置されている。

小俣

駅周辺の道路は狭く、バスなどの乗り入れはない。駅前には駐輪場がある。

小俣

ホームから出口へはスロープになっており、バリアフリーに対応している。駅構内に踏切はないため、上下ホーム間の行き来はできない。

小俣

上りホーム側は出入口があるだけで、ICカードリーダーなどはホーム上に設置されている。

小俣駅の2016年度1日あたりの乗車人員は346人で、うち定期利用者は241人となっている。定期比率は69.8%で、7割弱の利用者が定期利用となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で44.0%増、定期利用者は13.3%増、定期外利用者は284.4%増となっている。

  

鉄道コム

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