【関西各駅探訪第560-2回】京都市営地下鉄東西線三条京阪駅

三条京阪

三条京阪

【野田阪神と同じく会社名が後ろに付く】

京都市営地下鉄東西線三条京阪駅は京都市東山区にある。京阪本線三条駅と交差する形で地下に設置されている。京阪三条ではなく、三条京阪となったのは、古くから三条通と京阪本線の交点であったことから、三条京阪と呼ばれていたからである。京都では東西に走る通りと南北に走る通りの交点では、東西側の通り名を先に、南北側の通り名を後にした交差点名が付けられている。駅名でも烏丸御池や四条大宮などはこの例と同じである。三条京阪駅は、1997年10月12日に開業した。京都市営地下鉄東西線のうち、旧京阪京津線と被る三条京阪〜御陵間は、第三セクターの京都高速鉄道が建設し、同区間は京都市営地下鉄が第2種鉄道事業、京都高速鉄道が第3種鉄道事業を保有する上下分離式の第三セクター方式だった。2009年度からは京都市営地下鉄直営となり、第1種鉄道事業となった。

三条京阪

三条京阪

駅構内は東西線各駅と同様にホーム1面2線で、全面ガラス張りのホームドアが設置されている。ホーム有効長は16m級車両6両分ある。折り返し設備はなく、当駅折り返し電車の設定はない。

三条京阪

三条京阪

改札は1ヶ所で、京都市営地下鉄各駅と同様に有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

三条京阪

三条京阪

出口は2ヶ所で、1号出口と2号出口があり、この他、京阪本線三条駅と連絡する地下通路がある。

三条京阪

三条京阪駅は京阪本線三条駅の東側に位置しており、改札も東側にあるため、京阪への乗り換えは結構歩かなければならない。

三条京阪

三条京阪駅の2016年度1日あたりの乗車人員は12,896人で、うち定期利用者は2,101人となっている。定期比率はわずか16.3%で、大半が定期外利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で9.7%増、定期利用者は22.5%増、定期外利用者は7.6%増となっている。

  

鉄道コム

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