【関西各駅探訪第513回】JR琵琶湖線栗東駅

栗東

【競走馬の聖地栗東も駅周辺は急成長を遂げる新興住宅地】
JR琵琶湖線栗東駅は滋賀県栗東市にある。新快速は通過し、普通のみが停車する。競走馬のトレーニングセンターとして有名な栗東トレーニングセンターは駅から南東方向にかなり離れており、栗東駅は守山市、草津市との境界部に位置している。栗東市の中心駅は、市役所などに近い草津線の手原駅となる。市の中心部からは少し離れているが、駅設置とともに街が形成されて、駅周辺の人口は増加している。栗東駅はJR発足後の1991年3月16日ダイヤ改正で、草津〜守山間に新設された。

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駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両12両分ある。

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橋上駅舎で、改札は有人改札が1ヶ所ある。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。みどりの窓口は廃止されたが、代わりにみどりの券売機が設置されている。

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出口は2ヶ所で、両側ともロータリーが設置されているが、東口がメインとなっている。

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東口には滋賀県をホームとするスーパーアルプラザ平和堂がある。

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ロータリーからは帝産湖南バスと栗東市のコミュニティバスくりちゃんバスが発着している。

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西口にもロータリーがあり、栗東市のコミュニティバスくりちゃんバスが発着している。

栗東駅の2016年度1日あたりの乗車人員は11,958人で、うち定期利用者は7,087人となっている。定期比率は59.3%で、60%近くが定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で16.0%増、定期利用者は20.8%増、定期外利用者は9.7%増となっており、定期利用者を中心に利用が伸びている。

  

鉄道コム

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