【関西各駅探訪第464回】京阪本線土居駅

土居

【漫才のネタにもなる滝井~土居間はわずか400m!】

京阪本線土居駅は、大阪府守口市にある。複々線区間にある普通のみが停車する駅で、守口市の手前にあるため区間急行も停車しない。淀屋橋方の滝井とはわずか400mしか離れておらず、土居駅から滝井駅の構内が十分過ぎるほどに見える。昼間時と夕方ラッシュ時は普通が毎時6本10分毎の運転。朝ラッシュ時は毎時8本7~8分毎の運転となっている。土居駅は1932年6月14日に開業した後発の駅である。京阪本線の線路移設とともに設置された。1933年12月29日には複々線化が完成した。1980年には守口市駅方が高架化された。1992年には8連停車に対応してホームが延伸された。

土居

駅構内はホーム2面4線で、内側の急行線にはホームはなく、外側の緩行線にのみホームがある。

土居~守口市

守口市で急行、準急と普通が緩急接続を行うため、土居付近で並走するシーンを見ることができる。

土居

駅は築堤上になっており、改札は地上にある。有人改札でICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

土居

ホームから改札へはエレベータが設置されバリアフリーに対応している。

土居

出口は1ヵ所で、駅東側にのみ出られる。駅前は道路が走っており、駅周辺に車を止めるのは厳しい環境である。駅前にはロータリーはなく、少し離れたところに京阪バスのバス停があるのみである。

土居

上り三条、出町柳方面行きの2番線ホームの北側には桜の木があり、春にはホームから咲き誇る桜を見物できる。

土居駅の2016年度1日あたりの乗車人員は2,820人で、うち定期利用者は1,315人となっている。定期比率は46.6%で、50%を割っている。10年前の2006年度と比較すると全体で25.0%減、定期利用者は29.0%減、定期外利用者は21.2%減となっている。

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました