【関西各駅探訪第388回】阪急千里線豊津駅

~千里線開業当初の終着駅~

豊津

阪急千里線豊津駅は大阪府吹田市にある。1921年4月1日に北大阪電気鉄道の終点として開業した。同年10月26日に千里山までの延伸により中間駅となった。北大阪電気鉄道から新京阪、京阪を経て1943年10月1日に京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)の駅となった。

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対向式ホーム2面2線で、駅構内でカーブしている。ホーム有効長は8両編成停車に対応している。

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改札は1ヶ所で、地下駅舎内にある。有人改札で ICカード対応の自動改札機や自動券売機が設置されている。上下ホームとは地下通路で結ばれている。

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地下の駅舎から地上出口及びホームへはエレベータが設置されている。

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出口は2ヶ所で、西口も東口も駅周辺はあまり広くない。

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西口にはバス停とタクシーのりばがある。

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東口の目の前には府道145号線が走っている。駅周辺は交通量が多い割に道路が狭いため、駅の利用者は車に注意が必要だ。

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府道145号沿いに阪急バスのバス停が設置されている。

豊津駅の2016年度1日あたりの乗車人員は6,518人で、うち定期利用者は3,295人となっている。定期比率は50.6%で、昨今の数値としては一般的な数値と言える。10年前の2006年度と比較すると全体で0.2%増、定期利用者も0.1%増、定期外利用者は0.2%増と微増となっており、横ばい傾向にあると言える。

  

鉄道コム

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