【近鉄と真っ向勝負に挑む新興の駅】
JR和歌山線JR五位堂駅は奈良県香芝市にある。JR和歌山線でも運転本数が多い王寺〜高田間にある。
1940年2月8日に五位堂信号所が設置され、暫く信号所として役割を果たし、JR発足後の2004年3月13日のダイヤ改正で駅として開業した。JR大和路線直通の快速や区間快速を含め、全列車が停車する。
ホーム2面2線で、ホーム有効長は6両分ある。上下ホーム間は陸橋で結ばれている。
改札は1ヵ所で、上り王寺方ホームに面して駅舎がある。簡易式の自動改札機が導入されており、ICカードの利用も可能となっている。自動券売機も設置され、みどりの窓口もある有人駅となっている。
出口は1ヵ所で、駅の西側にロータリーがあり、駐輪場なども併設されている。ロータリーには路線バスの乗り入れはないが、香芝市デマンド交通が乗り入れている。
JR五位堂駅の2015年度1日あたりの乗車人員は742人で、うち定期利用者は522人となっている。定期比率は70.4%と高い方である。10年前の2005年度と比較すると全体で9.3%増、定期利用者は5.5%増となっている。その反面定期外利用者は55.6%減となっており、大きく落ち込んでいる。