【関西各駅探訪第357回】~阪神なんば線出来島駅~

【難産の末完成した神崎川、左門殿川鉄橋を望む駅】

出来島

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阪神なんば線出来島駅は大阪市西淀川区にある。駅近くに神崎川が流れており、神崎川沿いを東へ歩いて15分ほどの距離に阪神本線千船駅がある。尼崎方には神崎川、左門殿川の鉄橋が連続してある。1930年12月20日に阪神伝法線の駅として開業。後に路線延伸により西大阪線の駅となり、1998年9月26日に高架化された。2009年3月20日に阪神なんば線開業により、同線の駅となった。

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駅構内はホーム2面2線の高架駅で、地上3階にホームがある。2階にコンコースがあり、改札が設置されている。

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改札は1ヶ所で、有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

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出口は2ヶ所あり、北口と南口があるが、どちらも駅前は狭く、徒歩の場合、東側の商店街に抜けることになる。

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駅周辺の道路は狭い。数は少ないが、大阪シティバスの運行もある。

出来島駅の2016年度1日あたりの乗車人員は5,234人で、うち定期利用者は2,902人となっている。定期比率は55.4%で、近年の傾向からすると普通ぐらいの数値となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で42.0%も伸びており、定期利用者は54.9%増加、定期外利用者も28.6%増加している。2009年度に開業した阪神なんば線西九条~大阪難波間の延伸により大幅に利用者が増加した。

  

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