【近鉄大阪線下田駅と競合!JR難波直通快速で対抗!】

香芝
JR和歌山線香芝駅は奈良県香芝市にある。近鉄大阪線下田駅に近く。1891年3月1日に大阪鉄道の下田駅として開業した。1907年10月1日に国鉄の駅となった。2004年3月13日ダイヤ改正で下田から香芝に改称された。JR難波へ直通する快速も停車し、2003年11月1日からICカードICOCAの利用も可能になるなど、和歌山線の駅としては早い段階から整備されている。

香芝
駅構内は、ホーム2面3線で、駅舎は1番線側にあり、2、3番線へは跨線橋を渡って移動する。国鉄時代の雰囲気が残る構内となっている。ホーム有効長は6両で、通常2番線は使用されない。

香芝
改札は一ヶ所で、ICカード対応の簡易式自動改札機と自動券売機が設置されている有人駅である。

香芝
出口は一ヶ所で、駅前は広いが、ロータリーなどの整備はないが、バス停があり、香芝市デマンド交通のバスが発着している。駅から南西方向に徒歩10分ほどの距離に近鉄下田駅がある。香芝駅はかつては下田駅を名乗っていたため、後発の近鉄は、近鉄を冠して区分けしている。

香芝
駅前には駐輪場もあり、駅への重要なアクセス手段となっている。

香芝
香芝駅の南東側では近鉄大阪線がオーバークロスしており、この西側に近鉄下田駅がある。
香芝駅の2015年度1日あたりの乗車人員は1,584人で、うち定期利用者は1,189人となっている。定期比率は75.1%で、昨今の状況から考えると定期比率は高い方である。10年前の2005年度と比べると全体で13.6%減で、定期利用者は14.7%減少している。定期外利用者の方が減少率は低く5.5%の減少にとどまっている。