【関西各駅探訪第298回~京都丹後鉄道宮豊線夕日ヶ浦木津温泉駅~】

【行基が開湯した木津温泉の湯を使用した足湯しらさぎの湯がある】

夕日ヶ浦木津温泉

夕日ヶ浦木津温泉

京都丹後鉄道宮豊線夕日ヶ浦木津温泉駅は京都府京丹後市にある。1931年5月25日に国鉄宮津線の丹後木津駅として開業した。1990年4月1日に宮津線が第三セクター北近畿タンゴ鉄道に移管し、駅名が木津温泉に変更された。2015年4月1日には北近畿タンゴ鉄道がWILLER TRAINSへ移管され、現在の夕日ヶ浦木津温泉駅となった。以前は普通のみが停車する駅だったが、2007年3月18日ダイヤ改正からは特急以下全ての列車が停車するようになった。

夕日ヶ浦木津温泉

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単面式ホーム1面1線で、かつて交換設備があったため、対面にはホーム跡が残っている。交換設備の名残で、駅前後で線路が振られているのがわかる。

夕日ヶ浦木津温泉

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ホームには源泉かけ流しの足湯がある。木津温泉を開いたとされる行基上人の小さな銅像があり、しらさぎの湯と呼ばれている。

夕日ヶ浦木津温泉

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出口は一ヶ所で、簡易委託による有人駅で、早朝と夜間を除き、切符の販売を行なっている。

夕日ヶ浦木津温泉

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駅舎は和風建築で、温泉宿風の外観となっている。

夕日ヶ浦木津温泉

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駅前からは丹後海陸交通のバスが発着している。木津温泉への最寄駅ながらタクシーの常駐はない。

夕日ヶ浦木津温泉

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駅の愛称は橘の里となっている。

夕日ヶ浦木津温泉

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行基上人の小さな像がホームを見守ってくれている。

夕日ヶ浦木津温泉駅の2015年度1日あたりの乗車人員は145人で、うち定期利用者は82人となっている。定期比率は56.6%で、ローカル線としてはあまり高くない。10年前の2005年度と比較すると全体で15.2%増加しており、定期利用者は50%も増加している。その反面定期外利用者は11.5%減少している。

  

鉄道コム

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