【関西各駅探訪第389回】京都丹後鉄道宮豊線網野駅

~夏は海水浴冬はカニで賑わう~

網野

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京都丹後鉄道網野駅は京都府京丹後市にある。旧網野町の中心駅で、鳴き砂で有名な琴引浜などがあり、夏には海水浴、冬にはカニを観光の目玉にしており、丹後ちりめんの生産も盛んである。1926年12月25日に国有鉄道の駅として開業した。後に国鉄宮津線の駅となり、1987年4月1日にJR西日本に移管された後に、第3セクター北近畿タンゴ鉄道の駅となった。2015年4月1日にWILLERTRAINSへの移管で、京都丹後鉄道の駅となった。

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ホーム2面3線の駅構内を持ち、上り3番線側に駅舎がある。

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上下ホーム間は跨線橋で結ばれている。島式ホームの1・2番線で、1番線は折り返し列車などに使用され、2番線は下り列車、3番線は上り列車の発着に使用されている。

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改札は1ヶ所で、上りホーム北側の駅舎内にある。自動改札機などはなく、ICカードの利用も不可だが、自動券売機は設置されている。

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改札業務は京丹後市観光協会に委託されている。早朝、夜間は無人となる。

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出口は1ヶ所でヨットの帆をイメージした駅舎がある。

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駅前にはロータリーがあり、丹後海陸交通のバスやタクシーが発着している。また、駅付近には駐車場、駐輪場もある。

網野駅の2016年度1日あたりの乗車人員は216人で、うち定期利用者は134人となっている。定期比率は62.0%で、ローカル線にしては定期比率はそれほど高くない。10年前の2006年度と比較すると全体で39.4%減、定期利用者は37.4%減、定期外利用者は42.5%減と利用者の落ち込みが深刻である。

  

鉄道コム

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