【近鉄南大阪線大阪市内高架線の終点】
近鉄南大阪線矢田駅は大阪市東住吉区にある。大阪市内高架線の最終駅で、このあと大和川を渡って高架線が途切れる。普通のみ停車の駅で、途中今川で大半の列車が優等列車待避を行うため、阿部野橋までの所要時間は結構かかる。
高架ホーム2面2線で、地上3階にホームがある。ホーム有効長は6両で、停車する普通は、4両・5両・6両の各編成で運tんされている。
改札は地上2階にあり、ICカード対応の自動改札が設置されている。有人改札で、特急券、定期券の購入もできる。
出口は2ヶ所で、両側とも駅周辺は狭くバスやタクシーの乗り入れはなく、車の乗り入れもなかなか厳しい環境である。西口には駐輪場が設置されている。
東口の駅前には矢田駅前商店街があり、駅前には商店が所狭しと並んでいる。
地上から改札階、改札階からホームへは上りエスカレータとエレベータが設置されている。
矢田駅の2015年度1日あたりの乗車人員は4,668人で、うち定期利用者は2,705人となっている。定期比率は57.9%でICカード移行などで定期比率は下がってきている。10年前の2005年度と比べると全体で22.9%減。定期利用者は25.6%も減少している。全般的に減少傾向が続いている。