【関西各駅探訪第258回~京阪本線伏見稲荷駅~】

【おいなりさんのきつねがお出迎えの伏見稲荷駅は現在リニューアル中】

伏見稲荷

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京阪本線伏見稲荷駅は京都市伏見区にある。急行停車駅で、伏見稲荷大社への最寄駅となっている。伏見稲荷大社は全国にある稲荷神社の総本山で、正月三箇日の初詣には京都市内で一番参拝客が来る神社としても有名である。

伏見稲荷

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ホーム2面2線の対向式ホームで、急行停車駅のためホーム有効長は8両分ある。稲荷大社をイメージした朱塗りの柱が特徴的で、現在リニューアル工事中である。

伏見稲荷

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下り淀屋橋方面行きホームには臨時改札もあり、正月三箇日などの多客時には臨時改札も使用され多客をさばいている。

伏見稲荷

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上りホーム脇には特急色の臨時きっぷ売り場がある。同じような特急色に塗られたきっぷ売り場は八幡市にも設置されている。

伏見稲荷

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伏見稲荷駅下りホーム改札付近。駅周辺は道路も狭く、稲荷大社への参道となっているため、参拝客も多いため、車の乗り入れは少ない。

伏見稲荷

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下りホームにも臨時きっぷ売り場が設けられており、多客時のみ販売を行っている。駅はエレベータ、エスカレータの設置はないが、スロープが設けられ、バリアフリーに対応している。

伏見稲荷駅の2015年度1日あたりの乗車人員は5,348人で、うち定期利用者は1,132人となっている。定期比率はわずか21.2%で、近年定期外利用者がかなり増えている。伏見稲荷大社への参拝客がかなり増えているものと思われ、国内のみならず、海外からも参拝に訪れる人も多いので、今後もこの傾向は続いていくものと思われる。10年前と比べると41.2%も乗車人員が伸びており、定期外利用者は倍近い、97.3%の伸びとなっている。このため、2017年2月25日のダイヤ改正では、洛楽が走る時間帯に出町柳行きの急行を設定し、伏見稲荷への利便性を高めている。

  

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