【関西各駅探訪第213回~大阪高速鉄道彩都線阪大病院前駅~】

【かつての彩都線の終点は阪大病院への通院者、大阪大学への学生の足となる】

阪大病院前

阪大病院前

大阪高速鉄道彩都線阪大病院前駅は、大阪府茨木市にある。駅を挟んで西側は吹田市で、阪大病院や大阪大学医学部は吹田市にある。駅と東側は茨木市となっており、南春日丘の住宅地が広がっている。

阪大病院前駅は1998年(平成10年)10月1日に国際文化公園都市モノレール線万博記念公園から当駅までの開通とともに、終着駅として開業した。2007年(平成19年)3月19日に当駅から彩都西まで路線が延伸され、路線名が彩都線となり途中駅となった。

阪大病院前

阪大病院前

ホームは地上3階にあり、大阪モノレール各駅と同様に1面2線でホームドアの設置はないが、ホーム柵は設置されており、乗降口のみ開放された形になっている。改札階へは上下エスカレータが完備され、エレベータも設置されている。

阪大病院前

阪大病院前

改札階には大阪モノレール各駅と同様にモノレール美術館、モノレール文庫などが設置されている。

阪大病院前

阪大病院前

モノレール文庫があり、駅構内にちょっとしたラウンジがあって休憩できるのが大阪モノレール各駅の特徴となっている。

阪大病院前

阪大病院前

学生のレゴを用いた宣伝効果の実験として阪大病院前駅にあるマチカネワニ。

阪大病院前

阪大病院前

2階部分にある阪大病院前駅の改札。改札は1ヶ所のみで、ICカード対応の自動改札機を完備する有人改札となっている。改札外には薬局もあり、通院客が帰りに薬の受け取りができるようになっている。

阪大病院前

阪大病院前

阪大病院前駅改札には、同駅駅員が販売にあたる売店が設置されている。

阪大病院前

阪大病院前

駅西側の阪大病院は丘陵地にあるため、スロープで結ばれている。

阪大病院前

阪大病院前

阪大病院は駅から直結しており、バス乗り場、タクシー乗り場は駅と病院が共用する形になっている。阪大病院には阪急バス、近鉄バスが乗り入れている。

阪大病院前

阪大病院前

東側には府道1号線が走っており、国道171号線と北側で合流する道路になっており、交通量は多い。

阪大病院前駅の2015年度1日あたりの乗車人員は3,551人で、うち定期利用者は1,302人となっている。定期外利用者が多いのはICカード利用者や阪大病院への通院客が多いということだろう。10年前の2005年度と比べると88.6%も利用者が増えている。2007年3月に彩都線延伸により、彩都線の運転本数も増えて、利用者が増加してきている。

  

鉄道コム

コメント

タイトルとURLをコピーしました