【関西各駅探訪第331回】JR琵琶湖線石山駅

【大津市内では大津を差し置きトップの利用者数!】

石山

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JR琵琶湖線石山駅は滋賀県大津市にある。大津市の中心は京阪びわこ浜大津駅付近になるが、鉄道の乗降者数では当駅が大津市内ではトップとなっている。新快速停車駅で、朝夜に運転される特急びわこエクスプレスや米原、草津に延長運転される関空特急はるかも停車する。東海道本線の駅としては後発で、1903年4月1日に開業した。

石山

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駅構内は2面6線で、上下線ともに外側線に待避線が設けられている。琵琶湖線の新快速はラッシュ時を除き、京都〜草津間では内側線を走行する。このため、外側線にもホームはあるが、昼間時は内側線ホームのみが使用される。

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改札階からホームへはエレベーターが設置されバリアフリーに対応している。また、エスカレーターも上下ともに設置されている。

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橋上駅舎で、改札は有人改札が1ヶ所ある。ICカード対応の自動改札機、自動券売機、みどりの券売機、みどりの窓口も設置されている。

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出口は北口と南口の2ヶ所ある。南口がメインでロータリーがあり、京阪バス、近江鉄道バス、帝産湖南交通のバスが発着している。

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南口は京阪石山駅と連絡しており、同駅の移設橋上化により、乗り換えは非常に便利になった。

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北口は東レの工場などがあるため、駅周辺は狭く、小さなロータリーはあるが、バスの乗り入れはない。

【撮り鉄ひとくちメモ】
駅から東へ徒歩10分ほどの距離に瀬田川鉄橋があり、JR琵琶湖線屈指の撮影地となっている。

石山駅の2015年度1日あたりの乗車人員は24,596人で、うち定期利用者は17,758人となっている。定期比率は72.2%で、定期利用者は多い方と言える。10年前と比べると全体で5.5%増加しており、滋賀県内の各駅同様まだ勢いは残っているようだ。定期利用者は4.8%増、定期外利用者は7.2%増加しており、堅調な数字を残している。

  

鉄道コム

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