【三田でも西宮でも宝塚でもないここは神戸市内】
JR宝塚線道場駅は神戸市北区にある。三田の一つ手前にあり、三田市に近いことから神戸市内の駅とは思えないが、実際に駅周辺は神戸市内となっている。神戸市北区でも一番東北部に位置しており、東側では神戸市と西宮市、宝塚市が入り組んでいる。道場駅には普通のみが停車し、昼間時は毎時4本概ね15分毎に普通電車が停車する。平日朝ラッシュ時も同じような毎時4本の普通が停車する。平日夕方ラッシュ時も同様に毎時4本の普通電車が停車する。道場駅は1899年1月25日に阪鶴鉄道の駅として開業した。1907年8月1日に国有化された。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両8両分ある。JR宝塚線普通は現在7両編成が最大のため、停車する電車は7両編成となっている。
改札は下りホーム側にあり、上りホームからは陸橋を渡る必要がある。エレベータなどの設置はなく、バリアフリーには対応していない。
改札は無人化されており、ICカード対応の簡易式自動改札機と簡易式の自動券売機が設置されている。
出口は1ヶ所で、駅の南側にのみ出られる。小さなロータリーがあるが、バスやタクシーの発着はない。
駅前には駐輪場と駐車場が整備されており、パークアンドライドに対応している。
道場 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 998 | 593 | 405 | 59.4% |
2006年度 | 1,133 | 765 | 368 | 67.5% |
対06年度比 | 88.1% | 77.5% | 110.1% |
道場駅の2016年度1日あたりの乗車人員は998人で、定期利用者は593人となっている。定期比率は59.4%で、定期利用者が6割を切っている。尼崎を除いたJR宝塚線の乗車人員ランクでは15位となっている。三田までの各駅の中では武田尾に次いで2番目に利用者が少ない。10年前の2006年度と比較すると全体で11.9%減、定期利用者は22.5%減、定期外利用者は10.1%増となっている。