【関西各駅探訪第612回】JR和歌山線粉河駅

粉河

【西国三十三所第三番札所粉河寺への最寄駅】

JR和歌山線粉河駅は和歌山県紀の川市にある。粉河寺への最寄駅で、和歌山からの電車の折り返し駅にもなっており、当駅から和歌山までが昼間時も毎時2本運転される区間になっている。粉河駅は1900年8月24日に粉河仮停車場として開設された。同年11月25日に正式な駅として開業した。

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駅構内はホーム2面3線で、駅舎は上り橋本方面行き側にある。ホーム有効長は20m級車両6両分ある。

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下りホームから駅舎へは陸橋が設置されている。エレベーターの設置はなく、2018年12月現在、バリアフリーには対応していない。

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改札は1ヶ所で、有人改札になっている。自動改札機はなく、2018年12月現在ではICカードの利用はできない。自動券売機はあるが、みどりの窓口はなく、みどりの券売機の設置もない。

粉河

出口も1ヶ所で北側にのみ出られる。

粉河

ロータリーがあり、タクシーが常駐しているが、バスは少し離れたところから発着する。

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駅から延びるメインストリートを北上すると粉河寺があるが、少し離れており、徒歩で15分程かかる。粉河駅にはレンタサイクルもあるので、それを利用して駅周辺を散策することもできる。

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駅東側には駐輪場も設置されている。

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南側へは地下道が通じており、駅南側にはバスも発着するロータリーがある。

粉河

和歌山バス那賀のバス路線が乗り入れる南口のロータリー。

粉河駅の2016年度1日あたりの乗車人員は1,112人で、うち定期利用者は945人になっている。定期比率は85.0%で、8割以上が定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で4.5%増、定期利用者は9.5%増、定期外利用者は16.9%減になっており、定期利用者は増加しているが、定期外利用者は減少している。

  

鉄道コム

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