【関西各駅探訪第579回】京都丹後鉄道宮舞線丹後由良駅

丹後由良

【あの由良川鉄橋を望む海辺の駅】

京都丹後鉄道宮舞線丹後由良駅は京都府宮津市にある。由良川を渡る由良川鉄橋が東側にある。由良川鉄橋は由良川が日本海に注ぐ河口付近にあるため、海を渡るかのような景色が展開される。丹後由良駅は1924年4月12日に国有鉄道の駅として開業した。1987年4月1日に国鉄分割民営化で、JR西日本の駅となり、1990年4月1日に宮津線の第三セクター移管により、北近畿タンゴ鉄道の駅となった。2015年4月1日からはWILLERTRAINSへの移管により、京都丹後鉄道宮舞線の駅となった。

丹後由良

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は20m級車両4両分あるが、国鉄時代に長編成の列車が走っていたこともあり、その名残でホームはそれよりも長い。

丹後由良

上下ホームは陸橋で結ばれているが、エレベーターの設置はない。

丹後由良

駅舎は西舞鶴方面行きホーム側にある。改札は簡易委託されており、平日の朝夕以外は無人化されている。

丹後由良

駅舎はヨットの帆をイメージした造りで、駅舎のイメージと同じく、由良川鉄橋付近の日本海ではヨットが航行する姿が見られる。

丹後由良

出口も1ヶ所で北側にのみ出られる。駅前は広く車の乗り入れも可能だが、バス路線の乗り入れはない。

丹後由良

駅には駐輪場が併設されており、無料で利用できる。

丹後由良

京都丹後鉄道では家庭用で使用したサラダ油、てんぷら油の回収を行って、廃油をバイオ燃料として再利用している。

丹後由良駅の2016年度1日あたりの乗車人員は68人で、うち定期利用者が55人となっている。定期比率は80.0%で、大半が定期利用者となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で43.3%減、定期利用者が37.7%減、定期外利用者が58.4%減と大幅に減少している。

 

  

鉄道コム

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