【関西各駅探訪第340回】~京阪京津線・石山坂本線びわ湖浜大津駅~

【大津線の一大拠点はびわこ観光の一大拠点でもある】

びわ湖浜大津

びわ湖浜大津

京阪京津線、石山坂本線のびわ湖浜大津駅は、滋賀県大津市にある。JR大津駅、大津京駅と並ぶ大津市の中心駅で、大津港からはびわ湖を周遊する観光船も出ており、観光の中心にもなっている。

びわ湖浜大津

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1913年3月1日に大津電車軌道の大津駅が開業、同年6月1日に浜大津駅に改称した。1925年5月5日には京阪京津線の浜大津駅が開業した。1929年4月11日に大津電車軌道が京阪に合併されて京阪石山坂本線となった。1939年6月20日には京津線と石山坂本線を結ぶ連絡線が開業。この時点では両線の浜大津駅は個別に設置されていた。1957年に改良工事が行われたが、ホームは別のままで、京津線から石山坂本線に入るにはスイッチバックする形になった。1969年11月1日に江若鉄道、国鉄浜大津支線が廃止となり、その跡地などを活用して1981年4月12日に現在の場所に総合駅ができて、同年10月3日に竣工した。2018年3月17日のダイヤ改正では、浜大津駅からびわ湖浜大津駅に改称されて現在に至っている。

びわ湖浜大津

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びわ湖浜大津駅の構内はホーム1面2線の単純な構造で、石山坂本線のスルー構造の駅の中に、京津線電車が入る形になっている。

びわ湖浜大津

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坂本比叡山口方で、京津線が左に90度カーブして分岐する形になっている。

びわ湖浜大津

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石山寺方には京津線用の引き上げ線がある。京津線電車はここで折り返して、山科方面へ向かう。

びわ湖浜大津

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駅舎は橋上駅舎で、改札は1ヶ所のみとなっている。有人改札でICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

びわ湖浜大津

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出口は2ヶ所で、北口と南口がある。北口はペデストリアンデッキにつながっており、ロータリーや大津港などにデッキを渡って行くことができる。

びわ湖浜大津

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大津港はびわ湖観光の拠点となる港で、観光船ミシガンなどが発着している。

びわ湖浜大津

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北口にはペデストリアンデッキの下にロータリーがあり、各方面への路線バスが発着するほか、夜行バスや高速バスの発着もある。

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南口は線路脇の道路を跨いで国道161号線側に出ることができる。

  

鉄道コム

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