南海高師浜線ガイド【臨海部の工場夜景が見られる路線】

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1.概要

会社名 南海電気鉄道
路線名 高師浜線
区間 羽衣~高師浜
営業キロ 1.5km
駅数 3駅
平均駅間距離 0.75km
所要時分 3分
表定速度 30km/h
軌間 1067mm
電気方式 1500V直流電化
線路 単線
保安方式 ATS
最高速度 45km/h
最大編成両数 2両

南海高師浜線は南海本線の羽衣と高師浜を結ぶ1.5キロのミニ路線である。全線単線で途中行き違い設備はない。このため電車は全てピストン運行されており、17m級2扉の2200系が使用されている。羽衣駅はホーム2面3線の構造で、高師浜線ホームは本線上り線と共用になっている。2014年現在高架工事中である。羽衣を出ると少しだけ本線と並行して3線で進み、右にカーブして本線と分かれる。築堤を上がっていき、高架線となってすぐに伽羅橋となる。1面1線の構造で同駅では行き違いはできない。府道臨海線を越えて左にカーブして高架のまま少し進んで終点の高師浜となる。高架駅だが、駅舎は古く大正モダンを感じさせる瀟洒な造りとなっている。駅から海へは近いが、海の向うは埋立地となっており、浜という感じのところではない。

駅№ 駅名 よみがな 駅間距離 営業距離 所在地 開業年月日 普通
NK16 羽衣 はごろも 0km 0km 高石市 1912年3月1日
NK16-1 伽羅橋 きゃらはし 1km 1km 高石市 1918年10月2日
NK16-2 高師浜 たかしのはま 0.5km 1.5km 高石市 1919年10月25日

2.歴史

南海高師浜線は1918年(大正7年)10月2日に南海鉄道により羽衣~伽羅橋間が開業した。1919年(大正8年)10月25日に伽羅橋~高師浜間が開業し全通した。1944年(昭和19年)6月1日に関西急行鉄道と合併し近畿日本鉄道となった。1947年(昭和22年)6月1日に旧・南海鉄道の路線が南海電気鉄道に分離譲渡され、南海高師浜線となった。

1970年(昭和45年)3月1日に伽羅橋~高師浜間が高架化された。1989年(平成元年)11月12日に1両編成から2両編成の運転になった。2001年(平成13年)3月24日からワンマン運転を開始した。2016年(平成28年)10月8日から2230系車両を使用した高師浜線初のラッピング電車「走る!工場夜景」運転開始。2021年(令和3年)5月22日から羽衣駅の高架化工事のため2024年まで運行を休止し、バス代行輸送を実施。

3.ガイド

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