会社名 | 南海電気鉄道 |
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形式 | 10000系 |
使用線区 | 南海本線・南海和歌山港線 |
製造メーカー | 東急車輌 |
制御方式 | 抵抗制御1C8M |
主電動機 | 直流直巻電動機145kW |
ブレーキ | 電磁直通空気ブレーキ(発電ブレーキ併用、応荷重装置付) |
台車 | S型ミンデンFS-528・FS-028 |
最高速度 | 110km/h |
加速度 | 2.5km/h/s |
減速度(通常) | 3.7km/h/s |
減速度(非常) | 4km/h/s |
製造初年 | 1963年 |
電気方式 | 直流1500V |
軌間 | 1067mm |
保安装置 | ATS |
座席定員 | モハ10001 64人 モハ10101 62人(58人) クハ10901 64人 サハ10801 64人(60人) |
扉枚数・座席形状 | 2扉回転クロスシート |
車体 | 21m級鋼板製 |
所属 | 住之江検車区 |
編成 | 4両 |
既存両数 | 20両(2024年12月現在) |
南海10000系は南海本線特急サザン指定席用車両として1985年に登場した。特急四国号の代替として製造された。10000系は7000系、7100系と同等の足回りに更新していた旧1000系の機器を流用し、車体新製の形で新造された。特急サザンは指定席は10000系、自由席は7000系、7100系で編成された。当初は2両編成で製造され、後に中間車が造られ4両編成化された。
車内は転換クロスシートの旧1000系から大幅にグレードアップした回転式リクライニングシートとなった。サービスコーナーも設けられ、当初は一部列車で車内販売が行われていた。1992年に増備された中間車は同時期に製造された11000系と同じ座席仕様となり、肘掛収納のテーブル、フットレストなどが装備された。
主電動機出力145KWの直流直巻電動機で、抵抗制御、電磁直通空気ブレーキを採用。7000系、7100系と併結可能だが、同時期に登場した界磁チョッパ制御の9000系とは併結できない。
- 10004F
- 10005F
- 10006F
- 10007F
- 10008F
- 10009F
- 10010F
2015年2月現在、4両編成5本が存在する。12000系登場により、10006F編成と10005F編成が廃車となった。通勤型の8000系の増備が続いており、相方の7000系の置き換えぎ進んでいる。10000系も早晩12000系に置き換えられていくものと思われる。2015年6月から2016年3月末まで10004F編成が復刻塗装として登場時の塗装となった。また、2015年には10009Fが妖怪ウォッチラッピングになり4/29から6/28までの期間運転されていた。
南海10000系 | 5編成 | 20両 | |||
←なんば | 和歌山市→ | ||||
10001Mcp | 10801T | 10101Mp | 10901Tc | 製造年月 | 廃車年月 |
10004 | 10804 | 10104 | 10904 | 1985年10月 | |
10005 | 10805 | 10105 | 10905 | 1986年10月 | 2013年5月 |
10006 | 10806 | 10106 | 10906 | 1987年3月 | 2012年12月 |
10007 | 10807 | 10107 | 10907 | 1987年3月 | |
10008 | 10808 | 10108 | 10908 | 1989年1月 | |
10009 | 10809 | 10109 | 10909 | 1989年1月 | |
10010 | 10810 | 10110 | 10910 | 1989年1月 | |
※1 10005Fは2013年に廃車になった。 | |||||
※2 10006Fは2012年に廃車になった。 | |||||
※3 10807・10107・10808・10108・10809・10109・10810・10110は1992年3月に増備 |