JR西日本103系3500番台

H5

会社名 JR西日本
形式 103系3500番台
使用線区 播但線・加古川線
製造メーカー 川崎重工・近畿車輌・日本車両・東急車両
制御方式 抵抗制御
主電動機 MT55 定格110kW
ブレーキ SELD発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ
台車 動力台車 DT33 付随台車 TR201,TR202 
最高速度 100km/h
加速度 2km/h/s
減速度(通常) 3km/h/s
減速度(非常) 5km/h/s
製造初年 1963年
電気方式 直流1500V
軌間 1067mm
保安装置 ATS-SW,ATS-P
座席仕様・定員 4扉ロングシート
クハ 136人(48人座席)
モハ・サハ 144人(54人座席)
所属 網干総合車両所
編成 2両
既存両数 34両
M編成 ←寺前 姫路→
クモハ103Mcp クモハ102Mc
H1 3501 3501
H2 3502 3502
H3 3503 3503
H4 3504 3504
H5 3505 3505
H6 3506 3506
H7 3507 3507
H8 3508 3508
H9 3509 3509

103系3500番台は、1998年3月14日ダイヤ改正で、JR播但線姫路~寺前間の1500V直流電化が完成した際に改造投入された車両である。奈良電車区の103系のクモハ103+モハ102の2両を改造して、クモハ103+クモハ102の2両編成とした。車体色はエンジ系の色に塗り替えられ、N40の延命体質改善工事も同時に施工された。ワンマン運転対応となり、クモハ102は先頭車化改造が行われた。クモハ102には2005年から2007年にかけてトイレ設置工事も行われた。H3編成、H9編成は、クモハ103に霜取り用のパンタグラフが増設されている。2両編成9本が2019年4月現在活躍している。

103系3500番台車内

103系3500番台車内

103系3500番台車内

103系3500番台車内

103系3500番台車内

103系3500番台車内

 

M編成 ←谷川 加古川→ 旧車番
クモハ103Mcp クモハ102Mc
M1 3551 3551 659 815
M2 3552 3552 660 816
M3 3553 3553 714 870
M4 3554 3554 715 871
M7 3557 3557 730 886
M編成 ←谷川 加古川→    
クモハ103Mcp クモハ102Mc    
M5 3555 3555 726 882
M6 3556 3556 728 884
M8 3558 3558 731 887
※クモハ103は2パンタ

103系3500番台は、2004年12月19日のJR加古川線加古川~谷川間の1500V直流電化完成時にも投入された。播但線103系3500番台とほぼ同仕様だが、種車は森ノ宮、日根野、奈良の各所から集められたモハ103+モハ102を改造した。両方が中間車からの先頭車化改造ということもあり、フロントマスクは貫通扉付きとなり、従来の103系とは異なる仕様となっている。上部はブラックフェイスになっており、車体色はエメラルドグリーンを採用した。先頭車化改造とともに、N40延命体質更新工事も施工され、クモハ102にはトイレも設置された。2両編成8本が2019年4月現在活躍している。

  

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