JR西日本321系

D1

321系は、京阪神緩行で活躍していた201系、205系を置き換えるため、2005年に登場した通勤型車両である。125系に倣って、0.5M方式を採用した。
外観デザインは当初計画では207系と同じくブルーのラインが入る予定だったが、福知山線事故後にデザインが変更された。
主電動機は定格270kWの大出力。2レベルIGBT素子によるVVVFインバータ制御(1C2M）となった。

321系車内

座席は当初ビニール製のものを採用したが、不評だったため、通常のモケットタイプに取替えられた。

321系車内

また座席モケットの色は当初青系だったが、後に緑系の色に変えられた。

321系車内

車内情報装置には大型のLCDモニターを1両あたり12面搭載した。

7両固定編成のため、当初は京阪神緩行で、201系、205系の置き換えのため運用されていた。
学研都市線松井山手～木津間のホーム延伸により、学研都市線木津までの乗り入れを開始。快速や区間快速、さらには直通快速にも使用され、幅広い運用が行われるようになった。