JR神戸線(西明石~姫路間)ガイド【疾風のごとく播磨路を130㎞/hで駆け抜ける】

225系I6新快速

225系I6新快速

5.JR神戸線(西明石~姫路間)路線ガイド

西明石からは複線になり、真っ直ぐ北西方向を向いて走る。住宅やマンションが建て込む明石の市街地を走り2面4線の大久保となる。同駅周辺はマイカル明石などができてマンションも数多く建てられており成長が著しい。朝の時間帯には同駅始発の普通電車も設定されている。さらに真っ直ぐ走り、左手から山陽新幹線が近づいてきて、それを見ながら2面2線の魚住となる。このあたりまでは明石市の住宅地が広がっているが、これより先は所々田畑が目立つようになる。魚住を出ると山陽新幹線が左手に離れて行き、JR神戸線は真っ直ぐ北西方向に走り、播磨町に入って2面3線の土山となる。同駅は橋上駅舎化されて立派な駅になっている。かつてはここから別府港まで別府鉄道の土山線が出ていたが、今はもう廃止されてしまっている。加古川市に入り、左手に加古川バイパスが並行するのを見て2面3線の東加古川となる。同駅ではデータイムの上り普通が新快速を待避しているが、加古川駅の高架化が完成するとそれも解消されるものと思われる。さらに真っ直ぐ北西方向を向いて走り、真新しい高架線を駆け上がり加古川の市街地を見て加古川となる。同駅は現在高架工事中で、JR神戸線は上下とも高架に上がっており、現在は2面4線化の工事と加古川線の高架化が行われている。加古川では加古川線と接続しており、かつてはここから高砂線も発着していたが国鉄時代に廃止されてしまっている。

加古川を出るとすぐに加古川を渡り、2面3線の宝殿となる。同駅は加古川市と高砂市の境にある。姫路バイパスがオーバークロスして右にカーブしながら2面2線の曽根となる。ここまでが高砂市で、同駅を出ると姫路市に入る。近い将来別所付近に新駅が造られる予定である。姫路貨物ターミナルが広がり、左手から山陽新幹線が近づいてきて並行して走る。播但連絡道がオーバークロスして、しばらく走ると2面3線の御着となる。御着を過ぎると市川を渡り姫路の市街地に入る。右手に電留線が見えて高架線を走り、それが途切れて地上に下りて、左手に播但線が近づいてくるのを見て姫路駅の構内に入る。姫路は現在高架化工事中でJR神戸線側は工事がかなり進行している。同駅では山陽新幹線、播但線、姫新線、山陽線岡山方面と接続しており、赤穂線直通電車も接続している。駅の北側には山陽姫路駅もあり、播磨地区の一大ターミナルを形成している。姫路は乗降客が9万人前後となっており、JR西日本でもトップ20に入る大きな駅で、その大半がJR神戸線を利用している。時間帯によっては姫路発車時点で席が埋まっている新快速もあるぐらいだ。

 

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 鉄道ブログ JRへ にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました