JR神戸線データイムダイヤ【2013年3月16日改正】

W23

W23

JR神戸線データイムダイヤ【2013年3月16日改正】

JR神戸線はデータイムに新快速、快速がそれぞれ15分毎、普通が15分に2本運転されている。基本的にはJR京都線と同じパターンのダイヤである。大阪~尼崎間ではJR宝塚線の丹波路快速、快速も外側線を走行するため、同区間だけは毎時20本の運転となっている。普通はJR宝塚線直通、JR東西線直通が運転されているため、尼崎で系統分離が行われている。

新快速は播州赤穂行きが毎時1往復、姫路行きが毎時3往復運転され、大阪~姫路間で15分毎の運転となっている。225系0番台、223系1000番台・2000番台が運用され、最高130km/h運転を行う。編成は土休日は全て12両で運転され、平日は8両編成も残っている。大阪~姫路間の停車駅は尼崎、芦屋、三ノ宮、神戸、明石、西明石、加古川、姫路となっている。姫路以西は各駅に停まる。播州赤穂行きは姫路で4両または8両となって運転される。このため姫路駅での停車時分は長く取られている。大阪~兵庫間の方向別複々線では外側線、兵庫~西明石間の線路別複々線では列車線を走る。芦屋、三ノ宮で普通と、加古川では快速と緩急接続を行う。大阪~三ノ宮間の所要時分は20分で表定速度は91.8km/hとなっている。並行私鉄の 同区間最速は阪急神戸本線特急の27分なので7分の差がある。ゆとりダイヤ以前は所要19分で私鉄は29分が最速だったので差が10分もあった。多少は縮まってきているが、まだまだ所要時分ではJRが優位に立っている。なお、大阪~姫路間の所要時分は61分で、ゆとりダイヤ以前は57分だったので4分も遅くなっている。それだけ以前のダイヤにゆとりがなかったということだろう。

A2

A2

快速は網干行きが毎時2往復、加古川行きが毎時2往復の運転となっている。大阪~加古川間では15分毎の運転である。使用車種は221系、223系1000番台、2000番台、6000番台となっており、223系6000番台は221系と併結運転が行われる。編成両数は平日、土休日ともまちまちで6・8・10・12両の編成があり、一定していない。JR神戸線では神戸まで快速が先着するダイヤとなっているため、6両の快速はデータイムでも混み合う列車がある。また、神戸以西でも6両だと混み合う列車もあり、神戸線側だけ見れば6両快速の8連化が望まれるところだ。停車駅は尼崎、西宮、芦屋、住吉、六甲道、三ノ宮、元町、神戸、兵庫、須磨、垂水、舞子、明石以西の各駅となっている。須磨付近で新快速に走行中に追い抜かれる。加古川では新 快速と緩急接続を行う。また、芦屋、須磨で普通と緩急接続を行う。快速は尼崎で東西線直通の快速と連絡している。かつてはこれが宝塚まで運転されていたが、現在は塚口止まりとなっているので、単純にJR東西線方面からJR神戸線方面への連絡となっている。

T15

T15

普通は大阪からJR宝塚線新三田へ毎時4往復、大阪から須磨へ毎時4往復、東西線から西明石へ毎時4往復が運転されている。JR宝塚線普通と東西線直通の普通が尼崎で連絡を行う。大阪~尼崎間、尼崎~須磨間ともに毎時8往復の運転となっている。しかし、前述したように15分に1本は尼崎乗換えとなるため、JR神戸線から大阪へ直通する電車は15分に1本しかない。大阪ステーションシティ、グランフロント大阪と相次いで大阪駅付近の大規模開発が完成しており、大阪(キタ)志向が強まっている。キタの中心からやや離れたところを走る東西線への直通が今後も維持されるかどうか注目したいところだ。ちなみにJR宝塚線では大阪ステーションシティ開業前の2011年3月12日ダイヤ改正で塚口発着の東西線直通快速を除い て全て大阪直通となっている。

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました