阪急京都本線平日朝ラッシュ時ダイヤ【2013年12月21日改正】

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阪急京都本線平日朝ラッシュ時下り(梅田方面)ダイヤは17分サイクルで運転されている。17分サイクルに通勤特急、快速急行、堺筋準急が各1本、梅田行き普通が2本、天下茶屋行き普通が1本運転されている。最混雑区間は上新庄~淡路間で、淡路着7時30分~8時30分の間に21本が運転されている。

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通勤特急は河原町~梅田間の運転で、河原町発7時05分から8時30分までの間に6本が運転されている。停車駅は河原町から烏丸、大宮、西院、桂、長岡天神、高槻市、茨木市、十三、梅田。2010年3月14日ダイヤ改正から茨木市に停車するようになった。それ以前は高槻市以東は現在と同様の停車駅で、さらにその前になる2007年3月17日ダイヤ改正以前は河原町から烏丸、大宮、高槻市、十三、梅田にしか停まらなかった。

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2007年3月17日ダイヤ改正で大幅に停車駅が見直され、現在の形になっている。従来からラッシュ時輸送に不向きな6300系を通勤特急に使用しており、2007年3月17日ダイヤ改正以前は乗降に手間取ることがないよう停車駅を絞っていた。9300系の運用が増えてきたこともあり、2007年3月17日ダイヤ改正で停車駅が増えて、2010年3月14日ダイヤ改正で6300系が淘汰されたこともあり、現在の停車駅体系となった。淡路に停まらないこと以外は快速急行と停車駅は変わらない。河原町~梅田間の所要時分は50分で、データイムの特急の43分より7分遅くなっている。特急より停車駅は1駅多いだけなので、この時間帯は列車密度が高いため思うように走れないのが所要時分延の要因と思われる。

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使用車両は9300系8両編成で、同車は転換クロスシート車だが、3扉セミクロスシートとなっており、6300系のように乗降に手間取るような構造にはなっていない。5号車は女性専用車になっている。9300系以外の車両が運用される時には女性専用車の設定はない。通勤特急は桂と茨木市で準急と緩急接続する。また、長岡天神で普通と緩急接続する。

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快速急行は河原町~梅田間の運転で、河原町発6時00分から8時39分まで11本運転されている。河原町発6時55分、7時13分、7時29分の3本は10両編成で運転され、それ以外は8両編成で運転される。停車駅は河原町から烏丸、大宮、西院、桂、長岡天神、高槻市、茨木市、淡路、十三、梅田。通勤特急との停車駅の差異は淡路に停まるか停まらないかだけである。快速急行は2001年3月24日ダイヤ改正以前の急行と同じ停車駅で、長らく京都本線の主力種別として活躍してきたもので、メインとなるべく種別の一つである。

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データイムの特急との停車駅の差異も大宮、西院に停まるかどうかだけなので、現在の特急もかつての急行の血を引いていると言っても過言ではない。というより口の悪いファンには現在の特急はかつての急行と同じであると言われている。京都本線は淡路から堺筋方面へ向かう利用も多く、淡路に停まらない通勤特急よりも快速急行は混雑している。逆に淡路から先は混雑が若干マシになる傾向がある。通勤特急は淡路でのガス抜きがない為、十三まで混雑する傾向にあるのとは対照的だ。快速急行は桂で普通、長岡天神で準急、高槻市で普通と緩急接続を行う。

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準急は河原町~天下茶屋間の運転で、河原町発6時17分、6時41分、7時00分、7時17分、7時34分、7時51分の6本が運転されている。この時間帯の準急は全て堺筋線直通で運転され、かつて運転されていた堺筋急行に倣って堺筋準急と呼ばれている。堺筋準急はあくまで非公式なもので、種別幕はシンプルに準急と表示されるだけである。昨今直通列車流行りで、趣向を凝らした愛称が付けられており、阪急でも能勢電直通の特急には日生エクスプレスの愛称が付けられている。

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堺筋準急も土休日ダイヤの運転も行われているので、正式に種別名称にして、直通運転をアピールしてはどうかと思う。堺筋準急は全て8両編成で運転され、全て阪急車で運用されている。今のところ異常時を除いて市交車が準急に運用されることは
ない。

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普通は梅田行きと天下茶屋行きが運転されている。梅田行きは河原町始発が概ね17分毎に運転され、高槻市までは各駅に停まる堺筋準急とともに17分サイクルに2本の各駅停車の運転を維持している。高槻市、茨木市から始発の梅田行き、天下茶屋行きの運転があり、基本的には高槻市始発は天下茶屋行き、茨木市始発は梅田行きで運転されている。時間帯によっては高槻市発梅田行き、茨木市発天下茶屋行きの運転もある。茨木市始発の普通は2010年3月14日ダイヤ改正以前は、茨木市始発の準急だった。2007年3月17日ダイヤ改正のダイヤでは茨木市始発の着席サービス列車に力を入れていた。それが形を変えて普通に格下げされたのが、今の茨木市始発の普通と言える。普通は堺筋線直通の天下茶屋行きが8両編成、梅田行きは7両もしくは8両編成で運転されている。淡路からは北千里からの普通が梅田まで乗り入れて来るので、堺筋線方面へシフトする分の補完をしている。

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